夫は定年後(60歳定年)も再雇用で働くとはいえ、結婚後から長年正社員で働き続けてもらった感謝の気持を込めて、先日家族3人で「還暦祝い」を行いました。
若い方にはピンとこないかもしれませんが、「還暦(数え年61歳)」というのは干支に由来しています。
昔は暦を表すのに「十干(甲・乙・丙…)」と「十二支(子・丑・寅…)」の組み合わせ「十干十二支」を用いており、暦は60年で一回りするため、「暦が還る」ということで、60歳になることを「還暦を迎える」と言います。
また、60年で生まれた年の干支に戻ることと、ちょうど還暦の年が厄年とも重なるため、「赤ちゃん還り」という意味合いと「厄祓い」の意味合いを込めて「赤いちゃんちゃんこ」を還暦祝いの時に着るという習慣も残っています。
最近の60歳の男性は、昔と比べるとかなり若いので、
「赤いちゃんちゃんこなんて年寄りが着るものだから着たくない」
という方もいるようですが、我が家はお笑い大好きの夫なので、「夫のウケ狙い」もあって、こっそり赤いちゃんちゃんこを用意。
お祝い当日、まずは息子のアパートへ。
夫に赤いちゃんちゃんこを着てもらうために、息子と目配せをしながら撮影場所を決め、
「お父さん、還暦おめでとう!!」
とギフト箱に入った赤いちゃんちゃんこをプレゼント。
箱を開けた途端、夫はびっくりして大笑い
\(^o^)/
「いつ買ったの?記念撮影?」
と言いながら、本人もノリノリで羽織りはじめました(笑)
まずは夫1人で撮影し、次に家族3人で記念撮影(*^^*)
\楽天で購入した赤いちゃんちゃんこ/
もっとお値段が高くて立派なものもありましたが、記念撮影で少し着るだけなのでお値打ちな商品にしました。
選べるプレゼントで「赤い座布団カバー」が付いてきたのが良かったです♪
記念撮影が終わった後、息子から夫へお祝いのお金が…。
「えっ!うわっ!いいの?ありがと~!!」
息子から初めて誕生日のお祝い金をもらったので、思いがけないプレゼントに夫はちょっとウルッと来ていたようですが、なんとかこらえて笑顔に。
私からも夫へお祝いのお金をプレゼント。
一気にリッチになった夫は超ご満悦の様子(笑)
その後、駅に隣接するホテルでビュッフェの予約をしていたので、息子のアパートから車で駅の駐車場へ移動し、電車で街なかへ。
久しぶりの都会~^^;
駅からホテルへ移動し、少し眺めを堪能してから、ビュッフェ会場へ。
受付の方に案内されて席につくと、待ちに待ったお食事タイム。
やっぱり5つ星ホテルは違いますね。
会場も落ち着いたインテリアとなっており、訪れている客層も安心して過ごせる雰囲気の方ばかり。
盛り付け一つ一つがとてもお洒落で洗練されており、スタッフの方の身のこなし方にも品があります。
まずはそれぞれ好きなものを取ってきて席に座り、家族が揃ったら改めて
「お父さん、還暦おめでとう!」
とお祝い。
家族の思い出話などにも花が咲き、食が進みます。
一通り食べ終わり、少し休憩中にスタッフの方にちょっと声掛け。
実は夫のみ別で「アニバーサリープラン」を追加注文してあったので、メッセージ付きのプレートをお願いしました。
ちょうど夫の席から、スタッフの方が花束やデザートプレートを持って歩いているのが見えたようで
「あっ!だれかサプライズプレゼントするみたいだよ!」
と私にニヤニヤしながら話しかけてきたのですが、スタッフの方が夫の目の前に来てメッセージ付きデザートプレートを置いたので、
「えっ!俺か!」
ともう驚きを隠せずかなりの照れ笑い(*^^*)
花束を夫に渡し、最後はスタッフの方に家族の記念写真を撮影していただきました。
思いがけないサプライズに、思わず夫が
「あ~、長生きしてよかった~!」
と一言。
私も息子も夫が素直に喜んでくれたので、ホッとしました。
再雇用後も頑張ってもらおうと、今回はいろいろと大奮発です(^_^;)
お父さん、長い間お勤めお疲れ様でした。ありがとう!
これからも働ける間は、元気にお仕事続けてね~(笑)
私は料理の腕がないので外食となりましたが、お料理が得意な方であれば、ご自宅でご馳走を振る舞うのも素敵ですね♪
あなたのご家庭ではどんな還暦祝いをされるのでしょうか?
ご家族の皆さんが幸せな時間を過ごせますように
(*˘︶˘*).。.:*♡