あなたのお家では、ガーデニングを楽しんでいますか?
私も以前はガーデニングを楽しむことができていたのですが、更年期に入り、手首や手指の痛みと腫れに悩まされるようになってからは、庭木のお手入れなどがとても辛く感じるようになりました。
何が辛く感じるのかというと、手に力を入れないとできない「剪定」と指先の力が必要な「草取り」です。
樹木は成長しますから、年々枝が太くなってきます。
田舎の元畑だった土地で肥沃ということもありますが、地植えにしたらとにかく成長が早くて…。
この記事では、庭のお手入れが大変になってきた我が家が、庭の管理を簡素化するためにどのようなことを行ってきたか、また、行っているのかをご紹介を兼ねて記録に残していこうと思います。
庭の樹木管理について
我が家には門前にシンボルツリー1本、門内の庭にコニファー3本、紅葉1本の合計5本の木、庭一面に天然芝がありました。
樹木は脚立を使わない高さでキープするため定期的に剪定をし、背が高くなり過ぎないよう、枝が太くなり過ぎないよう、枝切りバサミでカットするのですが、この「ハサミを使う作業」が手を痛めている人間にはかなりつらい作業で(>_<)
最近は晩秋まで暑さが続くことが多いため、涼しくなってから作業しようと庭のお手入れ時期を先延ばしにしていたら、秋の剪定時には予想以上に成長しており、剪定量が増えてさらに大変になってしまいました。
痛みがなく調子が良いと思って、機嫌よく剪定作業をしていると、途中から急に「キヤッ」と痛みが走り、剪定バサミを落としてしまった時も。
そのため、
「これはもう自分にとって庭木の管理量がキャパオーバーになってきたわ」
とひしひしと感じ、庭木の伐採を決断しました。
▼2023年コニファー3本を伐採した時の体験談
さらに、地植えした残りの紅葉も管理が悪くて枝枯れしてきたことと、既に幹の太さが6㎝ほどに成長しており、自分で伐採するには今の太さが限界と判断し、先日思い切って伐採しました。
コニファー伐採時と比べ、まだ紅葉の高さが2mほどだったことと、葉がついていない時期だったこともあり、比較的伐採作業がしやすく、2時間ほどで終えることができました。
これで私が担当している庭木全てを伐採したので、気分がスッキリしました!
天然芝の管理について
10年以上前に雑草防止のため自分達で頑張って植えた芝生でしたが、徐々に雑草が生えるようになり、草取りをしばらくさぼると、特に横に這うタイプはみるみるうちに広がって、根が綺麗に取り切れない状態に。
(特にスギナ!)
草取り時、利き手の人差し指と中指、親指の3本を使って抜く作業を繰り返していると、徐々に指の関節部分が赤く腫れて痛みが出てくるので、その後の家事が上手くできなくなる時が増えてきました。
(包丁を落としたり、フライパンが持ち上げられなかったりなど)
夫が芝生用の除草剤を年に数回撒いていたのですが、結構高額にもかかわらず、枯らしたい雑草が枯れてくれず…。
そのため、芝刈り機で芝とともに雑草もカットして、見た目は綺麗な状態に整えるということを繰り返していました。
特に5月~9月頃は、2週間ほどで芝も雑草も驚くほどのびのびと成長するので、こまめに芝刈りが必要に。
芝刈り機の騒音がご近所迷惑にならないように
との配慮で、真夏の暑い時期などは朝8時ごろから、夫が芝刈りをしていたのですが、最近の夏は朝8時でもすでに気温が30度ほどと高く、もう汗だくで大変そう(>_<)
この芝刈り作業を暑い時期に2週間おきに行うのは、
「これからさらに歳を取っていく夫には大変な作業になるので、まだ元気のある今のうちに芝刈り作業をしなくてもよい状態に変えた方が良いのでは」
と思い、2人の体力があるうちに人工芝に張り替えないかと夫に提案。
- 天然芝の維持費と人工芝の初期費用を比較した結果、4年以内にペイができる点
- 実際に真夏の芝刈りや日頃の草取りが大変になってきた点
などを話し、夫も納得したため「防草仕様・防カビ仕様の人工芝」に張り替えることにしました。
Amazonのセール時にちょうど価格が底値だったので購入。
天然芝をはがして整地が終わるまで、今は部屋の中に保管中です。
※我が家が購入した人工芝とピンはこちら
⇒アイリスオーヤマ 国産・防草人工芝
⇒人工芝 おさえピン グリーン
(付属の芝生止めピンがシルバーだったので、グリーンを別購入)
風があまりない週末で、夫婦で芝はがしをやる気になった晴天の日に数時間作業するというマイペースぶりですが、芝を枯らしてから作業しているものの、根が張っているので非常に大変です(T_T)
まずは夫にスコップで切り目を入れてもらい、私が園芸用のコロ付き椅子に座って、芝のふちから「アサリ取りの熊手」を使って、根元から引きはがしていきます。
正方形くらいの大きさまではがしたら、一旦スコップで芝生をカットして土落とし作業を行い乾かすためにしばらく放置して次へ、という作業の繰り返しです。
芝はがしは結構「力」がいるので、手の痛い私は無理は禁物。
(手が痛くなると日常生活に支障が出るため)
10mを2列分はがすのが限界です(^^;
ゴミ袋に4~5袋分の量になります。
週末のみの作業なので、外出したり、天候の悪い日は中止するなど、マイペースに進めていることもあり、完成まではまだほど遠い状態ですが、今年は芝刈り作業をする必要が無くなるので、庭管理がさらに楽になる予定です(*^^*)
元気なうちに庭の管理量も減らしていこう
いつか痛みが和らいで、改めてガーデニングを楽しめる日が来ることを願っていますが、現状の自分の状態ではもうマメなガーデニング作業は無理と判断。
今後、更に力もなくなってくる可能性が高いので、老後に向けて管理のしやすい庭に変えていこうと、2023年の秋頃から「庭のお手入れ簡素化」を目指して、徐々に動き出しました。
これまでに行ったのは、
- 花壇の移動
(お手入れがしやすい場所に変更) - コニファーの伐採
(2階ほどの高さの樹木3本) - 季節の彩りを楽しもうと植えた紅葉伐採
(木の病気&剪定が大変になってきたため) - 今も継続中の芝はがし
(人工芝に変えるため)
です。
門前の大きなシンボルツリーだけは、夫が伐採を拒むため、今後の管理を夫にしてもらうよう担当を変えました。
整地をして、人工芝設置を完成させたい目標時期は、今年のゴールデンウィークです。
かなりのマイペースぶりですが、夫婦でコツコツと頑張ります!
あなたもお庭のお手入れをラクに変えてみませんか?
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