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老後の夫婦2人暮らしを円満にするために定年前から工夫している3つのこと

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来年、いよいよ夫の定年がやってきます。

子供が独立して家を出たので、今年の春から本格的な夫婦2人暮らしが始まりました。

始めの頃はいつも話をしていた息子がいなくなるので、

「家の中が静まり返って、息苦しくなるのではないかしら」

と思っていましたが、今のところ平穏無事に過ごしています。(笑)

最近の若い男性は、結婚後、家事・育児にも積極的に参加する方が多いので、老後も家事参加率が高い状態を当たり前のこととして継続できそうですが、夫の年代は

「男は仕事、女は家庭」

という考えが当たり前の時代だったため、老後に向けて意識改革が必要に。

私はというと、結婚をせずにキャリアウーマンとして働き続ける人が少しずつ増えてきた頃に結婚することになった年代。

その為、夫には

  • 結婚しても働き続けたい
  • 家事は分担できる部分は分担して欲しい

と宣言し、夫も了承の上、結婚しました。

色々な荒波を乗り越えて(笑)、ついに定年を迎えるわけですが、夫は再雇用で働き続ける予定なので、本格的に夫婦2人で過ごす時間が増えるのは65歳以降の予定です。

それまでに、さらに協力しあって生活していく土台を作っていこうと思い、老後を見据えてこれまでに改善してきたことや、今現在も努力していることについて、順番にご紹介していきます。

目次

世話を焼きすぎない・当たり前を疑ってみる

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結婚は、他人同士が同じ家の中で過ごすわけですから、当然考え方が異なる部分が多々出てきますよね。

我が家の場合、夫は超楽天家であまり気にしない性格ですが、どちらかというと世話を焼いてほしいと思っているタイプ。

私は、自分のキャパが小さいので、お世話する人数が増えてくると対応できなくなるため、できるだけ生活していく上で必要な個人のことは個人でやって欲しいと思うタイプ。

あなたはどうでしょうか?

中高年以上のご家庭でよくある考え方として

  • 食事の準備は妻が行い、後片付けも妻が行うのが当たり前と思っている
  • 夫の部屋や持ち物が散らかっていると、気になって、つい片付けたり、掃除をしてしまう
  • シャンプーやトイレットペーパーなどの消耗品がなくなったあとの補充は、妻が行うのが当たり前と思っている
  • 夫の衣類の衣替えや整理整頓などは、妻が行うのが当たり前と思っている夫は仕事をしているのだから、家にいる妻がすべての家事を行うのが当たり前と思っている
  • 町内会への参加は、妻の役割と思っている
  • インターホンや電話が鳴ったら、妻が出るのが当たり前と思っている
  • 回覧板は妻が次の家庭に回すのが当たり前と思っている
  • ゴミ出しは妻がするのが当たり前と思っている

など、挙げたらきりがないのですが、いくつか当てはまるものがありませんか?

細かいことですが、これまで妻が行って当たり前と考えていた部分(名もなき家事など)を少しずつでいいので、定年前から夫にもやってもらうように変えていくことが、老後生活を円満に過ごしていくためには大切なことだと思います。

我が家が変えてきたお世話などについて。

例えば、

  • 食事の配膳や食後の片付けは一緒に
    (今は普通に配膳も食器洗いも共同作業になっています。いつかは食事作りも一緒に(笑))
  • 夫の部屋は夫に管理を任せる
    (掃除やゴミ出しは本人に)
  • 共同利用消耗品のスペアを夫にも分かる場所に置き、少なくなったらお互いが補充する
    (まずは個人のものから。夫のシャンプーなどが減っても放置していたら、自分で補充するように(笑))
  • 夫に自分の衣類の場所を覚えてもらう
    (タンスに「夫靴下」「夫肌着」などのシールを貼り、保管場所を聞かれなくてもいいようにしました。それでも聞いてくる時はありますが(汗))
  • 町内会は夫がメインで出てもらうように変えていく
    (私は子育てを通してこれまでに地域交流がすでにできていましたが、夫は友人との交流もなく、ご近所付き合いもなかったので、あえて町内役員などを夫メインで行ってもらい、老後に地域の人とのつながりと社会貢献ができる場所作りをしています)
  • インターホンなど「鳴ってるよ」と言われても「近くにいるから先に出てくれない?」と言う
    (自分は出る必要がないという態度だったので、たまに出てもらうようにしています)
  • 回覧板がきたら、あえて夫に中を見てもらい、お隣に置いてきてもらう
    (始めは面倒くさがっていましたが、最近は「置いてくるからサインして」と言ってくれるようになりました)
  • ゴミ出しは、出勤ついでに持っていってもらうようにする
    (夜勤の時は無理でしたが、昼勤になった時にちょうど私の腱鞘炎がひどくてゴミ袋を持ち上げるのが辛かったので、お願いするように。今は、普通に出勤時に持っていってくれるようになりました。老後も続きますように。)

ちょっとしたことですが、少しずつ共同生活らしい状況に近づけるように促しています。

これまでの行動を急に変えてもらおうと思っても、なかなか変わりませんから。

ここで

「気の利かない妻と思われるのが耐えられない」

と感じる方は、夫の意識改革を促すのはかなり難しくなるかも…。(汗)

将来自分が楽になるために、なんとか少しずつ挑戦してみて下さいね♪

老後、夫が仕事をやめて、完全に夫婦2人暮らしの時間が増えた時に、自分だけが一日中家事を行って忙しい状態になると、徐々にストレスとなり、私の場合は、いつか我慢できなくなる可能性が出て来ると感じました。

その時に、自分自身が経済的に自立できる状態であれば、最終的に熟年離婚を選ぶことも可能ですが、経済的な自立ができていない場合は、家庭を守ってきたにもかかわらず、現状は妻のほうが不利になるケースが多いです。

我が家の場合、これまでの作戦が功をなし(笑)、今のところ夫婦仲は良い方ではありますが、自分が

「世話を焼きすぎている部分や自分がやって当たり前と思っている部分」

があれば、さらに見直していこうと思っています。

(我が家の場合はネット関係にめっきり弱い夫なので、少しずつ覚えてもらいたい…)

私は〇〇をするから、△△をしてくれる?作戦を使う

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休日は、夫婦2人で一緒に過ごすことが多いので、あえて分担作戦を使っています。

どういうことかというと、例えば、夕食を作る時間にまだお風呂洗いが終わっていなかった場合には、

「私は夕食を作るから、お風呂洗いお願いできる?」

という言い方です。

夫だけに何かを頼むと

「なんで俺?」

となるので、あえて同時に事を進めるようにして、お互いが用事をする状況にしてお願い事をしていました。

最初はもちろん不満そうでした。(笑)

ただ、ずっと続けていたら、今では私から言わなくても行動してくれるようになりました。

「私は〇〇をするから、△△をしてくれる?作戦」大成功です♪

各個人で過ごす時間と夫婦で過ごす時間をあえて作る

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現状の休日のような毎日が、老後は続くわけですから、夫婦で一緒に家にいる時間が格段に増えることになりますよね。

そのため、相手が家の中で異なる行動をしていても気にならない状態を作っておくことも必要だと考えています。

例えば、私が休日に趣味のブログをやっていると、毎回夫が不機嫌になるようでは困るので。

幸い、夫はテレビ好きなので、あえて夫が満足するテレビを購入し、ネットにも接続したところ、休日はソファーに寝転がり、テレビを見てごきげんな時が多いので、作戦成功といったところでしょうか。

また、真逆のことになりますが、あえて夫婦で過ごす時間を作るようにもしています。

我が家の場合は、

  • アマゾンプライムに加入し、休日に映画鑑賞を楽しむ
  • 平日の夜は、Tverで2人が興味を持ったドラマを見る
  • 休日は、一緒に買い物に出かける
  • 同じ趣味である旅行ハイキングに年に1度は出かける
  • 週末は体力づくりのためにウォーキングを心がける

など、ありきたりのことですが、老後になっても継続できそうなことを見つけて取り組んでいます。

夫婦2人暮らしの準備は早めに取り組もう

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老後にやってくる夫婦2人暮らしのために、我が家がこれまでに取り組んできたことを改めてまとめると

  • 夫の世話を焼きすぎず、名もなき家事を少しずつ夫婦でできるようにしていく
  • 私は〇〇をするから、△△をしてくれる?作戦で色々な家事体験を夫にしてもらう
  • 各個人で過ごすことに慣れておくことや、コミュニケーションを保つために、あえて一緒に過ごす時間を作るようにする

ご主人が「ザ・昭和」というご家庭では、なかなか難しいかもしれませんが、お互いが一日家にいる状態になった時に、自分だけが家事などを毎日こなす状態が続くと、確実にストレスとなり、いつか我慢の限界が来て、感情が爆発してしまうと思います。

私の父が「ザ・昭和」という団塊世代なので、老後になって母が何度か大爆発をおこし、熟年離婚の危機も訪れました。

その後、父が反省したのか、今はなんとか落ち着き、夫婦で助け合って過ごしています。

そんな両親を目の当たりにしたので、私にとっては夫婦間の家事分担は早めに取り組むべき重要課題だと気付くことができました。

幸い、夫が年齢の割には柔軟性があり、優しい人柄だったので、今のところ上手くいっています。
(もちろん色々ありましたが(笑))

あなたがこれから老後の夫婦生活を円満に過ごしていくために、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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