前回の防災ボトルの記事にも記載しましたが、改めて自宅にある防災用品を見直したところ準備不足を痛感したため、少し前にいろいろと防災用品を購入しました。
今回はその中の一つ、防災時のトイレ問題にどう対処するか悩みに悩んだ結果、防災用品としてでなく、アウトドアや病気やけがなどで急に自宅介護などになった時にも利用可能な
- 簡易トイレ
- トイレ用テント(着替えや休憩にも)
についてご紹介していきます。
- 防災用の簡易トイレってどんな感じ?
- 選ぶときの注意点は?
- なぜ必要と思ったの?
など、疑問をお持ちの方にも分かりやすいように、沢山の画像を交えながら購入した理由も説明していますので、防災用品として簡易トイレやテントの購入を迷っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
防災用簡易トイレについて
我が家はまだ上下水道が通っておらず、浄化槽を使用しています。
万が一の時は浄化槽の第1槽の上に簡易トイレを置いてトイレ代わりにすることが可能なので、浄化槽の穴に落ちない大きさの簡易トイレを探していました。
私が見たネット店には、簡易トイレのタイプが
- 普通タイプ
- 大四角
- 大丸い
の3種類あり、自宅のトイレの「高さと穴の広さ」などの仕様が近く、浄化槽の上でも使用可能なタイプは「大四角」というタイプだったので、そちらを選択。
カラーは「グリーン・グレー・ブラック」の3種類あり、我が家はグレーを選びました。
▼我が家が購入した商品はこちら
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私が購入した上記店舗は、トイレ本体の収納袋が付いていましたが、価格の安い店舗には「収納袋なし・本体のみ」のお店があったので、もし購入される際はご注意くださいね。
ちなみに、この簡易トイレは、防災用品として収納しておくだけではなく、車中泊などのアウトドアや普段のお出かけの際にも
- 車内の荷物入れ
- アウトドアで椅子代わり
- 踏み台代わり
など、他の使い方も可能なため、無駄な買い物にはならないと感じました。
上の写真が同梱されていたものです。
我が家は、防災用のトイレセットを購入済だったため、凝固剤は無しにしましたが、希望される方は「凝固剤付き」も選択可能です。
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(能登地震の影響で、今は納期がかなり先になっていました)
更に商品の写真をご紹介します。
まず、フタを取り
順番に面を立てて組み立てます。
四隅の内側のツメ部分が「カチッ」とはまっているか、必ず確認してください。
画像を見て頂くとわかりますが、浄化槽の上に置いたときに下のフタを開けて使用できるようになっています。
便座はこんな感じ
簡易トイレは購入する前に必ず「高さ」「奥行」「幅」のサイズ確認を!
高さが低いと価格は安くなりますが、膝の悪い方は、立ったり座ったりするときに膝が痛くなると思います。
また、内径が小さいと男性が座って用を足しにくくなります。
我が家は自宅トイレの高さ・奥行などを測り、一番近いサイズのタイプを選びました。
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トイレ用テントについて
災害時、自宅のトイレが壊れたら、とりあえず庭にある浄化槽の上にトイレを設置する予定なので、簡易トイレ場所の確保として、「着替えテント」を別で購入しました。
テントと簡易トイレがセットで販売されている商品もありましたが、トイレが小さいタイプ(高さが低い)だったので、使い辛いと感じ、個別に購入しました。
収納時は「直径:約58㎝、厚さ:約3㎝」ととってもコンパクト。
袋の中には、テント本体とペグ4本、ロープ4本が入っています。
収納袋に取扱説明書が縫い付けてあります。
広げる時は、かなり勢いよく広がるので、周囲に物や人がいないことを確認してから取り出すようにしてくださいね。
ファスナーが上手くかみ合わさっていない部分がありましたが、スライドさせたら綺麗に開閉できるようになりました。
入口は巻き上げて止めることが可能です。
内側は、「ポケット・窓2つ・ロープハンガー」があり、「シルバーコーティング」が施されているので、遮熱効果もありました。
防災用品として購入しましたが、
- アウトドア時の着替え
- 簡易シャワー室
- 休憩場所
などとしても利用可能です。
我が家は庭作業をする際に、このテント内に椅子を置いて日影を作り、休憩所として使っています。
このままでもすぐに利用できますが、軽いので風が吹くと倒れてしまうため、付属のロープやペグで固定してご利用くださいね。
収納時は簡単に元の丸い形に戻せるのですが、キャンプ用品などの扱いに慣れていない方にとっては、コツを覚えるまでは上手く丸めることができないかもしれませんので、何度か練習してみてくださいね。
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浄化槽の上にトイレとテントをセット
サイズを測って購入はしたものの、本当に浄化槽の直径(約49.5㎝)の上に置いても大丈夫かどうか、セットしてみました。
まずはテントを置き、
トイレをフタの上に置いてみました。
四隅がちゃんと丸穴より大きいのでトイレが落ちません。(ホッ)
浄化槽の上で実際に使う際には、簡易トイレの周囲汚れ防止策として、底のフタを開け、黒いビニール袋の閉じてある側をハサミで切って筒状にしてから便座にセットし、袋が少し浄化槽内に入る状態にして使用すると良いかも。
(いわゆる山などで見かける昔ながらのポットン〇〇状態 笑)
上から見るとこんな感じ
(年季の入った浄化槽のフタです)(^^;
浄化槽が使える前提で記事を書いてきましたが、過去の震災では、浄化槽が壊れてしまい、使用できないご家庭もあったそうです。
そのため、たとえ浄化槽があっても排便袋(防臭袋)や凝固剤などが入っている「非常用トイレセット」は用意しておくべきと感じました。
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(能登地震の影響で、今は納期がかなり先になっていました)
防災用トイレは各自である程度の準備が必須
小さいころから大地震が来ると言われつつも、まだ私自身は大きな災害を体験したことがありません。
ただ最近は地震の回数が少し増えてきたので、ちゃんと自分でも備えておかなくてはとの思いが強くなり、いろいろと不足していた防災用品を購入。
被災した方の体験談を拝見すると、「水がない」ということも問題になっていましたが、それと同時に「トイレ問題」がかなり深刻であることがわかり、各個人でもある程度は対策しておかないと物資が届くまでの数日間、家族を守ることができないと感じました。
また、家が倒壊してしまうと、購入した防災用品を取り出せないという可能性もあるので、長期保存可能で、ある程度の高温に耐えられるものは「庭の物置」や「車内」に保管しておくことも大切であることも学びました。
もし南海トラフ地震が起きれば、我が家は恐らく全壊する震度に襲われる予想が出ており、西日本の主に太平洋地域には甚大な被害がでるとのこと。
そのため、防災意識をさらに向上させ、各個人でもある程度の備えが必須であると改めて痛感しています。
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我が家は楽天スーパーセールやお買い物マラソン期間、1日、18日、0か5のつく日などにキャンペーンエントリーをしてから購入するようにしています。
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