昨日お昼頃に、母から電話がありました。
いつも通り電話に出てみると、ちょっと慌てた母の声。
「お父さんに病院まで送ってもらい、診察が終わって隣の薬局で薬を受け取ったから、車で待っているはずのお父さんを探してるんだけどいないのよ。」
「もう2時間くらい経つんだけど…」
「駐車場の車にスマホが置きっぱなしで連絡が取れないし、いつもお母さんが診察している間に散歩に行ったりするから」
「もしかしてどこかで事故にあって救急車で運ばれたのかと思って、警察署にも聞いてみたんだけど、それらしき年齢の男性は救急車で運ばれた連絡は今のところないと言われて…」
「警察の人に『行方不明届けを出しますか』と言われたけど、もう一度探してみますと言って今薬局に戻ってきたところ」
と一気に話し、不安になって私に電話を掛けてきたとのこと。
母は父と連絡の取りようがない状態が心配で仕方がない様子だったので、
私:「今日は○○さん(私の夫の名前)が車で仕事に行ってて、家に車がないから、自転車で駅まで行って、電車でそっちへ行くから、しばらくそこの薬局で待っててくれる?」
母:「車がないの?じゃあ、結構来るまでに時間かかるね…。」
私:「仕方がないわ。もし、そっちに向かってる途中で、お父さんと会えたら電話してくれる?何事もなく無事とわかったら引き返すから。」
母:「うん、わかった。遠いのに悪いねぇ。いったいお父さんどこに行ったのかしら。事故とか道端で倒れて動けなくなってるとかでなければいいんだけど。」
私:「とにかく急いで準備して行くから!」
と言って電話を切り、大急ぎで出かける準備をしてかなり久しぶりに自転車に乗ることになりました。
母が待っている薬局までは、自転車で20分前後+電車で約25分+そこから歩いて約10分の合計1時間ほどはかかるはず。
息子が使っていた自転車に乗ったのですが、通学自転車として当時はやっていたブリジストンのアルベルトで、丈夫で長持ちしているのは有り難いのですが、とにかく重くてこぎ辛い!
息子は通学時、自宅から最寄りの駅まで自転車で15分くらいと言っていたけれど、私の脚力では20分自転車をこいでもとても辿り着けない(><)
駅までの道が向かい風だったこともあり、もう途中の坂道で息が切れてくるわ、太腿がパンパンになってくるわで、あまりの体力のなさに情けなくなってきました。
信号待ちの度にとにかく息を整え深呼吸。
必死で自転車のペダルをこいで駅に向かっていると、母から電話が!
母:「今、お父さんと会えたわ!お母さんと途中ですれ違っていたみたいで、気が付かなかっただけだった!」
私:「お父さん無事なのね?元気なのね?そっちに行かなくても大丈夫なのね?」
母:「とにかく無事だから、もう大丈夫。心配かけて悪かったねぇ。ありがとね。」
とのこと。
はぁ~、緊張の糸が途切れました~!
もうね、あまりにも母が不安そうに電話をかけてきたので、駅に向かって自転車をこぎながら、
「どこかで倒れてて、誰にも気が付かれてないのかな?」
「もし大怪我で動けなくなってたら、これからどうなる?」
「もしかして、母を病院に連れてきたことを忘れてしまったのかしら?」
など、悪いことばかりが頭に浮かんできてしまって…。
とりあえず、何事もなく元気なことがわかったので、その場はそれだけの会話で一旦電話を切り、帰宅することに。
今の家に暮らして20年以上になりますが、自転車だと駅までこんなにかかるとは思いませんでした。
(自分で駅まで自転車で行ったことがありませんでした)
多分まだ10分は自転車をこがないと駅にたどり着けなかったと思います。
20分ほど自転車に乗っていた時に電話がかかってきたので、私の脚力では自宅から駅までおそらく30分くらいかかる計算に。
やっと自宅に帰り、家に入ったら、ドッと疲れが…。
念のため、しばらくしてから母に連絡をしたのですが、父は行方不明になったわけでもなく、母の診察が終わった頃に散歩から戻ってきて、今日に限って駐車場の車の中ではなく、病院の待合室で2時間ず~っと待っていたとのこと。(*_*;
母が気が付かずに病院を出て隣の薬局に行き、そのまま駐車場に行って父を1時間ほど待っていたけれど、なかなか車に戻ってこないので心配になり、警察に電話したりと大事になってしまったらしいです。
心配性の母らしいと言えばらしいのですが、父も途中であまりにも母の診察終了が遅すぎないか、と気が付かなかったのかしら。(^_^;)
とにかく今回は何事もなく無事だったので良かった~!
それにしても、田舎はやっぱり車がないと本当に不便ですね。
数日後にかなりの筋肉痛に襲われるかも^^;
自転車、軽いママチャリに変えたいなぁ。(笑)
この自転車軽くて良さそう♪
▼ブリジストンアルミーユ26インチ

車を1台にしたので、私の日頃の移動手段用にお金を積立して買おうかな(*^^*)