宮島の厳島神社への渋滞回避方法!具体的な行き方&出発前に必ず確認すべきこととは?|家族旅行1日目①

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今回は、夫が還暦を迎える前の最後の遠方ドライブ旅行として、日本三景の1つとなっている広島県の「宮島」や、兵庫県の「姫路城」などに行ってきました。

2泊3日での家族旅行の具体的な目的地は、

  • 5/2(1日目) 厳島神社
  • 5/3(2日目) 平和記念公園・大和ミュージアム近辺
  • 5/4(3日目) 姫路城

で、「世界遺産巡り」の旅となりました。

広島県は初めて行ったのですが、「駐車場はどこが良いのか」、「渋滞に巻き込まれないようにするにはどんなスケジュールが良いのか」などをかなり調べたのが功を成し、移動も駐車場もスムーズに♪
(長距離運転は夫の役目なので、私はいつもナビやスケジュール担当)

この記事では、初めて宮島(厳島神社など)を訪れる方にもわかりやすいように、

  • 観光前に確認すべきこと
  • 広島駅、宮島口周辺の駐車場情報
  • 観光シーズンの渋滞回避方法
  • 交通機関のお得情報

などについて、私が実際に観光前に参考にした公式ページのご紹介も含めて、多くの写真を交えながら具体的にお伝えしていきます。

初めて厳島神社に行こうと思っている方が「旅行プラン」を立てる際の参考になれば幸いです。

「広島県 宮島や広島駅」周辺の宿泊先、航空券・レンタカー等こちらから予約できます。

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目次

広島県の厳島神社とは?

数々の国宝や重要文化財があり、世界文化遺産に登録された広島県の「宮島」は、「しゃもじの発祥地」としても知られており、特に海上社殿の「厳島神社」、海に浮かぶ「大鳥居」が有名です。

宮島の厳島神社は、推古元年(593)に佐伯部(さえきべ)の有力者であった佐伯鞍職(さえきくらもと)によって現在の場所に建てられ、仁安3年(1168年)に平清盛が寝殿造りの様式を取り入れた社殿に修造されました。

現在、全国に約500社ある厳島神社の総本社となっています。

※宮島の歴史⇒「宮島観光協会 宮島の歴史」
※厳島神社の歴史⇒「厳島神社 御由緒」

2023年3月21日、岸田首相がウクライナを電撃訪問した際に、ゼレンスキー大統領へ「必勝しゃもじ」を送ったことでも話題になりましたね。

日清・日露戦争時には、全国から召集された兵士が広島の宇品港から出征する際、厳島神社に無事な帰還を祈願し、「敵をめしとる」という言葉に掛けて杓子を奉納し、故郷への土産物として持ち帰ったことから、全国的に知られるようになった。

引用元:ひろしま文化大百科(文化資源詳細情報 宮島杓子)

▼厳島神社▼
(グーグルマップ)

厳島神社へ行く前に確認したい観光予定日の潮汐

厳島神社は潮位によって海面に浮かんで見えたり、大鳥居まで歩いていけるようになったりと、見え方が大きく変化します。

人生最初で最後の観光になるかもしれないので、出発前にしっかり潮汐(ちょうせき)を確認。

我が家は本当に運良く「1日で両方の景観」を楽しむことができ、お天気も快晴に。

潮位の目安は、

  • 大鳥居まで歩いて行ける
    ⇒ 潮位100cm以下
  • 厳島神社が海に浮かんで見える
    ⇒ 潮位250cm以上

と言われていますので、可能であれば両方を体験できる日を選び、旅行計画を立ててくださいね。

日によっては、潮位が100cm以下、250cm以上にならない日もあるので、必ず事前確認を!

※参考(宮島観光協会)※
「嚴島神社&大鳥居!満潮・干潮の楽しみ方と調べ方をカンタン解説!」
「年間潮汐表」

JR広島駅から電車とフェリーで宮島へ

厳島神社へ行くには、宮島口フェリー乗り場でフェリーに乗り、宮島へ渡る必要があります。

人の少ない時間&満潮時(2023/5/2は7:45)に大鳥居などの写真を撮りたかったので、気合を入れて前日の夜に家を出発し、広島インター手前のサービスエリアで2時間ほど仮眠を取りました。
(中部地方から車で行ったので、かなりの長距離移動です^^;)

居眠り運転防止方法

夜中の高速道路内はラジオが入らなくなるので、旅行前に「アマゾンプライム」に1か月のみ再加入。

予めWi-Fi環境で3時間ほど連続再生できる音楽をいくつかスマホにダウンロードしておいたので、居眠り運転にならず、安心して長距離移動ができました♪

※初めての方は30日間無料体験可能です
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我が家が旅行に行ったときは、ちょうどG7広島サミット首脳会談が開かれる年だったのでサービスエリアに「G7サミット期間の通行止め案内看板」がありました。

記念に看板を撮影したのでご紹介♪

▼G7サミット通行止め案内看板▼

厳島神社00 高速SA通行止め看板

広島駅から宮島口へ

厳島神社04 JR広島駅改札口横トイレ
JR広島駅改札(地下道北口)

車で厳島神社へ行く観光客は、「宮島口フェリー乗り場」付近の駐車場に止める方が多いようです。

※参考※
「宮島口地区周辺 駐車場案内」

宮島口周辺の渋滞緩和策として、2023年3月1日に新しく宮島口旅客ターミナル駐車場(295台収容可能)がオープンしたそうですが、地元の方のTwitter情報を探したところ、新しい駐車場ができてからも、観光客帰宅時の渋滞で車が動かず困っているという方がチラホラ。

帰りの渋滞に巻き込まれると、長距離運転後の疲れが溜まった夫が、宿泊先のあるJR広島駅近辺にたどり着くまでにさらに疲れてしまうので、今回はJR広島駅の駐車場に車を止めて、電車で移動することに。

※広島駅~宮島口(約24km)
⇒車:約50分[渋滞考慮せず]、JR:約30分

広島駅周辺駐車場について

広島駅周辺の駐車場は、24時間営業のところもあれば、開始・終了時間が決まっているところ、最大金額ありのところ、15分ごと課金のところなど、色々あります。

駐車したい時間帯を確認の上、最適な駐車場を見つけてくださいね。

長時間駐車予定の方は、「最大料金あり」の駐車場を選ぶほうが安心です。

※今回利用した広島駅に直結している駐車場
タイムズ広島駅屋上駐車場[24時間営業]
(屋上へは螺旋状の通路を通っていくのですが、幅が狭いので車をこすらないようご注意ください)

※その他駐車場
「【最大料金あり】広島駅(広島市南区)周辺の時間貸駐車場」を見てみる
「【広島駅で土日24時間とめても安い駐車場20選】最大料金があるオススメ駐車場はこちら!」を見てみる

行き帰りそれぞれの切符売り場で並ぶ時間を省くため、JR広島駅にて往復切符を購入し、「6:25発の岩国行」に乗って宮島へ向かいました。

JR広島駅では、「JR広島駅~宮島口駅(電車約30分)」+「JR西日本宮島フェリー宮島口~宮島(フェリー約10分)」まで1枚の切符で購入できます。

  • 片道600円・往復1,200円(電車賃+フェリー代)
  • 各種ICカードも利用可能

※参考※
NAVITIMEで「広島駅から宮島まで」の乗換案内を調べてみる

▼広島駅きっぷ売場上にある運賃表▼
(私はみどりの窓口で往復切符を購入)

厳島神社02 JR広島駅切符売り場02
2023年5月時点の運賃表

▼6:25発の岩国行きに乗車▼

厳島神社03 JR広島駅改札口
広島電鉄 お得な「1日乗車券」について

広島から宮島へはJR西日本ではなく、「広島電鉄」を利用して行くことも可能です。
(電車約70分+フェリー約10分)

時間がかかっても大丈夫な方は、お得な乗車券があり、宮島ロープウエー特典のある「広島電鉄」を利用するのもありですね。

ただし、フェリーは「宮島松大汽船」のみ乗車可能で、大鳥居近くを通る「JR西日本宮島フェリー」に乗ることはできないので注意してください。

※参考※
広島電鉄 お得な「一日乗車乗船券」を見てみる(宮島ロープウエイ特典あり)
広島電鉄 一日乗車乗船券「販売窓口」を見てみる

宮島口 フェリーの注意点

宮島口から厳島神社のある宮島までのフェリーは

  • JR西日本宮島フェリー
  • 宮島松大汽船

の2種類あり、フェリーが大鳥居近くを通るのは「JR西日本宮島フェリー 宮島口発」のみですが、「大鳥居便」は時間が決まっています。

一番早くても9:10出発便からのようで、私のように人が少ない早朝に写真を撮りたい方は、「大鳥居便」は残念ながら時間が合いません。
(7:05発のフェリーに乗りましたが、それでも観光客が結構いました)

※参考※
「JR西日本宮島フェリー大鳥居便」を見てみる
(観光予定日の時刻表で青地色になっている時刻のみ)

宮島口からフェリー乗り場&宮島桟橋へ

JR広島駅から岩国行に乗ると、30分ほどでJR宮島口駅に到着します。

改札を出て真正面がフェリー乗り場です。

厳島神社08 JR宮島口駅03

JR宮島口駅を出て、右手のコンビニ側を通り、地下道をくぐってフェリー乗り場へ向かいます。

▼JR宮島口改札を出て右手に見えるコンビニ▼

厳島神社06 JR宮島口駅01

ちょうど上記写真の左上に、フェリー乗り場への案内図がありました。

▼宮島行きのりば案内図▼

厳島神社07 JR宮島口駅02

フェリー乗り場へは、地下道を通って行くことに。

▼地下道への入り口▼

厳島神社09 JR宮島口前地下道01

▼地下道内▼

厳島神社10 JR宮島口前地下道02

地下道から出ると、正面に綺羅びやかな「舞楽 蘭陵王像」が現れます。

※参考※
宮島観光協会「厳島神社の舞楽」を見てみる

▼舞楽 蘭陵王像▼

厳島神社12 舞楽 蘭陵王像

いよいよフェリー乗り場が見えてきました。

前述しましたが、宮島へ行くフェリーは2種類あり、今回はJR広島駅でフェリー代も含めて切符を購入済みなので、「JR西日本宮島フェリー」の入り口(右側)へ向かいます。

また、大鳥居の近くを通る「大鳥居便」は、「JR西日本宮島フェリー」のみの運行となっていますので、ご注意くださいね。
(GWは9:10以降の出発便からでした)

※参考※
「JR西日本宮島フェリー大鳥居便」を見てみる
(観光予定日の時刻表で青地色になっている時刻のみ)

広島電鉄のお得な「一日乗車乗船券」を購入された方は左の「宮島松大汽船」の入り口へ。
大鳥居近くは通りません。

厳島神社12 フェリー乗り場01
厳島神社13 フェリー乗り場02

7:05発のフェリーに乗って、宮島へ。

フェリーに乗船したら、椅子には座らず、2階のデッキの右側へ!
早朝の大鳥居便はありませんが、進行方向「右側」に厳島神社が見えてくるので、海からの眺めを撮影できます。

厳島神社14 フェリー乗り場03
厳島神社15 フェリー01

宮島で宿泊される方などは車も載せて行くことができるようですが、宮島の道はかなりの観光客がいるため、運転が大変かも^^;

船内にはトイレもあります。(宮島まではフェリーで10分ほど)

厳島神社16 フェリー02

フェリー2階デッキの右側から撮影した厳島神社。

厳島神社17 フェリーからみた厳島神社

宮島口フェリー乗り場から10分ほどで、宮島の「宮島桟橋」に到着。

朝7:05の出発便でも、すでにたくさんの観光客が乗っていました。

▼フェリーから降りた観光客▼

厳島神社18 宮島降り場

▼宮島桟橋▼

厳島神社20 宮島桟橋02
厳島神社21 宮島桟橋03

宮島桟橋前広場には

  • 1)平清盛の像
  • 2)日本三景碑
  • 3)世界遺産登録記念碑

の3つの石碑があります。

1つ目は、厳島神社に寝殿造りの様式を取り入れ修造した「平清盛の像」。

▼平清盛の像▼

厳島神社24 平清盛石碑

2つ目は、京都の「天橋立」、宮城の「松島」とともに「日本三景」に認定された記念碑として建てられた「日本三景碑」。

▼日本三景碑▼

厳島神社25 日本三景碑01
厳島神社25 日本三景碑02

3つ目は、世界遺産に登録されたのを記念して建てられた「世界遺産登録記念碑」。

石碑の中央にある丸い穴に大鳥居を入れて撮影ができるので、人気スポットになっています。

▼世界遺産登録記念碑▼

厳島神社24 石碑

宮島桟橋前広場を歩いていると、野生の「神の鹿」がお出迎えしてくれました。

お土産を入れた紙袋を持っていると、噛みついて食べようとするので、帰り道の休憩時は、背後の鹿に注意してくださいね!

野生の鹿なので、餌やりは禁止です。
鹿は紙を食べると、命を落としてしまうことがありますので、要注意です。

厳島神社22 宮島の鹿

このあと、厳島神社へ向かいましたが、長くなりましたので、次の記事にてご紹介します。

宿泊先が「広島駅周辺」なら、交通機関を利用して「宮島」へ

今回、初めて車で広島へ行き、かなりの長距離移動となりました。

宿泊先が広島駅近くだったことと、渋滞を避け、少しでも移動時間を短くして夫の体が休まるように「JR広島駅」から電車で「宮島」までいく方法を選択。

結果的には電車にして大正解♪

15時頃に宮島口フェリー乗り場に戻ってきたのですが、地元の方の口コミ通り、帰ろうとする車で渋滞が発生!

ちょうど修学旅行生と重なり、電車も大混雑していましたが、定刻通りの運転なので、夫も「電車にして本当に良かったわ」と安堵していました^^;

広島駅より東側の地域から初めて車で宮島観光に行く方や、広島駅周辺のホテルを探す予定の方は、交通費はかかりますが、帰りの渋滞を考えて、広島駅から電車で行かれることをオススメします(*^^*)

この記事が、これから宮島観光の旅行プランを考える方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

※宮島観光 次の記事はこちら
厳島神社と大鳥居の「満潮・干潮」を1日で体験!潮汐で変わる景観に魅了される|家族旅行1日目②

【余談】
地元の方で、「宮島に遊びに行く時は『ナタリー』に車を止めて、広電阿品駅から電車で行く」という方がいたのですが、お店の迷惑にもなりますし、営業時間は9時から。
我が家には合わない方法だったので利用しませんでした。

「広島県 宮島や広島駅」周辺の宿泊先、航空券・レンタカー等こちらから予約できます。

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【その他記事】

⇒「広大な奈良公園!鹿とのふれあい&東大寺大仏殿めぐり|散策②

⇒「熊野古道の大門坂から那智大社・那智の滝を目指してハイキング!【前編】

⇒「大室山&伊豆シャボテン動物公園は大人も楽しめる!家族旅行でわかったお得情報もご紹介♪

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