厳島神社と大鳥居の「満潮・干潮」を1日で体験!潮汐で変わる景観に魅了される|家族旅行1日目②

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前回の記事では、渋滞回避のために広島駅から公共交通機関を利用して宮島まで移動した体験談や、広島駅・宮島口駅周辺の駐車場情報、交通機関のお得情報などについてご紹介しました。

今回の記事では、我が家の具体的な宮島観光ルートや、宮島の厳島神社で撮影した「満潮時・干潮時」の写真などをご紹介していきます。

これから初めて厳島神社に行こうと思っている方が旅行プランを立てる際の参考になれば幸いです。

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目次

我が家の宮島観光ルートと実際にかかった時間

中部地方からはかなり遠い広島県の「宮島」ですが、世界遺産に登録され、「日本三景」の1つと言われるだけあり、本当に見事な景観でした。

今回、宮島めぐりをするにあたり、1記事目にもご紹介しましたが、まずは観光予定日の潮汐を確認。

潮位の目安は、

  • 大鳥居まで歩いて行ける
    ⇒ 潮位100cm以下
  • 嚴島神社が海に浮かんで見える
    ⇒ 潮位250cm以上

と言われており、最初は、5月1日(月)に行こうと思ったのですが、この日は潮位100cm以下になる時間がなく、大鳥居まで歩いて行けないことがわかり、断念。

※参考(宮島観光協会)※
「嚴島神社&大鳥居!満潮・干潮の楽しみ方と調べ方をカンタン解説!」
「年間潮汐表」

GW前半で、

「大鳥居まで歩いていけて、海に浮かんで見える状態を1日で見ることができる日」

を探したところ、5月2日(火)が該当したので、観光プランを1日ずらしました。

2023年5月2日(火)の潮位
[この日は中潮]

  • 満潮 7:45 302cm
  • 干潮 13:59 88cm 

※当日、13時の潮位が「104cm」予想だったのですが、海水が完全に引いてはいなかったものの、12時半頃には既に大鳥居まで歩いていける状態でした。

宮島は広いので、すべてをしっかり見て回るのは大変ですが、潮位の時間を考慮しつつ、旅行プランを練り直し。

下記が、実際に見て回ったルートとトータルの滞在時間です。

我が家の観光ルートと所要時間

【観光ルート】

  • 宮島桟橋前広場
  • 厳島神社(満潮時)
  • 大願寺(外観撮影のみ)
  • 宮島ロープウエー(行き)
  • 獅子岩展望台(弥山山頂は行かず)
  • 宮島ロープウエー(帰り)
  • 大聖院
  • 大鳥居(干潮時・歩く)
  • 千畳閣
  • 五重塔
  • 表参道商店街
  • 宮島桟橋前広場へ戻る

【滞在時間】

  • 7:15~14:35(7時間20分)

余談ですが、宮島ロープウェイではなく、「宮島ロープウエー」です。(*^^*)

もう二度と来れないかもという思いが強すぎて、少々張り切りすぎました^^;

次は実際の写真(厳島神社関係のみ)とともに、プチ情報も交えてお伝えしていきます。

宮島や厳島神社についての歴史等は下記をご参照ください。
※宮島の地図⇒「宮島観光協会 宮島観光案内地図」
※宮島の歴史⇒「宮島観光協会 宮島の歴史」
※厳島神社の歴史⇒「厳島神社 御由緒」

宮島桟橋前広場から厳島神社へ

厳島神社27 日本三景 宮島

宮島桟橋前広場で3つの石碑の撮影後、いよいよ宮島観光の一番の目的地である厳島神社へ向かいます。

有之浦沿いの道を散策しながら御笠浜に向かって歩いていくと、

▼有之浦から見える大鳥居▼

厳島神社28 表参道

途中にスタバを発見!

▼スターバックス▼

厳島神社29 スタバ

まだ、朝の7時台なので、どのお店も開店していません。(笑)

我が家は、お昼時の大混雑を予想して、念のため「おにぎり、飲み物」などを前もって購入してから宮島に。

別記事にてご紹介予定ですが、厳島神社参拝後、宮島ロープウエーに乗り、展望台にて食事をしました。

道なりに進むと、明治時代に建立されたという「石の鳥居」が見えてきました。

▼石の鳥居▼

厳島神社30 石の鳥居

「石の鳥居」前で一礼し、しばらく歩くと、左手にお手洗いが見えてきます。

厳島神社31 途中のトイレ

宮島内には、要所要所にお手洗いの設置があるので、心配することはないとは思いますが、9時以降はフェリーの「大鳥居便」の運行が始まるので、観光客が激増するはず!

そのため、お手洗いの場所確認は欠かせません(笑)

さらに進むと、灯籠が見えてきます。ここで忘れ物発見!

写真に写っているのですが、何の忘れ物かわかりますか?

▼灯籠に忘れ物▼

厳島神社32 忘れ物

そういえば、昨年某所でも同じものが忘れられていたなぁ(笑)

正解は「めがね」です。

このあとかなり視界が悪くなったはずなのですが、大丈夫だったのかしら?

▼眼鏡の忘れ物▼

厳島神社33 忘れ物02

ちょうど満潮の時刻になってきました!
(5/2満潮 7:45 302cm)

まだ少し離れていますが、御笠浜から日本三大鳥居の1つである厳島神社の大鳥居が見えてきたので、記念撮影。

▼5/2の満潮時ごろの大鳥居▼

厳島神社34 大鳥居満潮時

2019年6月から「令和の大改修工事」が始まり、約3年半ぶりの2022年12月18日に完成を祝う「竣工清祓式」という神事が行われたそうです。

青空に大鳥居の朱色が見事に映えています!

海上に浮かぶ厳島神社も記念に撮影。

▼5/2の満潮時ごろの厳島神社▼

厳島神社35 厳島神社満潮時

ようやく厳島神社の入口(東側)にたどり着きました。

厳島神社参拝

厳島神社入口の左右にある石灯籠の笠部分にカラスの像があったようなのですが、私は気が付かずに通り過ぎてしまいました。

もしこれから行かれる方は、ぜひ入口にある石灯籠のカラスの像にも注目してみてくださいね。

※参考
宮島観光協会「厳島神社御鎮座の話」
(神鴉[おがらす]について)

▼厳島神社 入口▼

厳島神社36 厳島神社入り口
厳島神社

【昇殿料】

  • 大人:300円
  • 高校生:200円
  • 中小学生:100円

【宝物館との共通券】

  • 大人:500円
  • 高校生:300円
  • 中小学生:150円

※宝物館も見学予定の方は、共通券を購入してください
(宝物館は厳島神社出口を出て正面にあります)

※詳細は下記へ
厳島神社公式ページ「拝観施設及び料金」

入口で昇殿料を払い、手水にて身を清めます。

厳島神社37 厳島神社手水所

いよいよ厳島神社へ入っていきます。

まだ人が少ないので、厳かな雰囲気。

厳島神社38 厳島神社入口

左手に参拝順路マップがあるので、手に取り、お清めを行って中へ。

※参考
公式HP「厳島神社参拝のご案内 順路」

▼参拝順路マップ▼

厳島神社99 参拝順路地図

▼お清め▼

厳島神社39 厳島神社お清め

回廊の床は、潮の満ち引きを考え、床板には目透しという隙間があり、満潮時に海水が下から床を押し上げてくるのを弱める働きをしているそうです。

そのため、ヒール等での参拝は危険ですので、歩きやすい靴で参拝されることをオススメします。

▼床板の目透し▼

厳島神社50 木の板隙間

入口から少し進むと、左手に客神社(まろうどじんじゃ)が現れるので、神社の向かい側にある祓所でお祓いをしてから客神社のお参りをします。

▼祓所▼

厳島神社41 厳島神社お祓い串

▼客神社(まろうどじんじゃ)

厳島神社40-2 客神社

そのまま回廊を進んでいくと

厳島神社40 厳島神社通路

左手に干潮時のみ見ることができる鏡の池があるのですが、私が見た時間は満潮時だったので見ることができず。

ちょうど干潮時に参拝された時は、ぜひ見てみてくださいね。

さらに進むと、大鳥居が見えてきたので、記念撮影。(東回廊での撮影スポット)

▼東回廊から見える大鳥居▼

厳島神社42 厳島神社と鳥居

東回廊を抜けると、本殿、授与所、高舞台に到着。

授与所には、おみくじやお守りも。

高舞台は、過去のG7外相会合でも舞楽を鑑賞された場所で、2023年5月のG7広島サミットでも各国首脳が訪問する予定となっています。

▼高舞台(たかぶたい)

厳島神社46 高舞台

この高舞台を正面として左手には五重塔が、後ろを見ると火焼前(ひたさき)と大鳥居が綺麗に見え、ここからの眺めも人気撮影スポットとなっています。

▼客神社(まろうどじんじゃ)と五重塔▼

厳島神社44 客神社と五重塔

▼火焼前から見た大鳥居と青銅製灯籠▼

厳島神社45 火焼前から大鳥居8時頃

▼大鳥居UP画像▼

厳島神社43 大鳥居UP8時

実は、ここ火焼前での撮影は、大鳥居を正面から撮影できる一番の人気撮影スポットとなっており、行列ができます。

今回は8時頃に到着し、まだ人が少なかったのでそれほど時間もかからず撮影ができました。

そういえば、ここでとても綺麗な若い女性が「写真撮りましょうか?」と声をかけてくださり、息子と二人で撮っていただいたのですが、撮影後は、私が女性の記念撮影をすることになりまして。

その時の撮影アングルの指示がもう手慣れたもので、実際に景色をパシャっと撮影してその画面を見せ、

「ここに私が入る感じでお願いします」

「横向きも…」

「手に大鳥居が乗る感じで…」

などなど、次々とアングルの指示が!

あの女性は、もしかすると有名なインスタグラマーか何かだったのでしょうか?

本当に綺麗な方だったので、とっても気になるわ~^^;

「インスタグラマーの方ですか?」

と聞けばよかったわ(笑)

無事撮影を終え、次は西廻廊へ。

▼西廻廊▼

厳島神社47 回廊

正面に大国神社と天神社があったのですが、視界に入った見事な反橋(そりばし)に目を奪われ、立ち寄ることを忘れてしまいました(笑)

ほんと、よく見忘れます^^;

▼反橋▼

厳島神社48 橋
厳島神社48-2 橋

西廻廊からは、国内で唯一海上に浮かんでいる「能舞台」を見ることができます。

▼能舞台▼

厳島神社49 能舞台

今回は、中潮の日で、満潮から40分近くたった状態だったこともあり、能舞台の場所にはほとんど海水がない状態でした。

厳島神社出口を出て西松原へ

出口を出ると、ちょうど隙間からも五重塔が見えたので、記念撮影!

▼出口を出て左から見える五重塔▼

厳島神社51 出口から五重塔

厳島神社出口の右手には、清盛神社へと続く、西松原が。

▼西松原▼

厳島神社52 西松原

この右手に砂浜があり、砂浜から見える大鳥居や厳島神社を撮影する人がチラホラ。

▼西松原から見た大鳥居▼
(満潮から45分ほど経過した状態)

厳島神社53 西松原から大鳥居8時半頃

▼西松原から見た厳島神社▼
(満潮から45分ほど経過した状態)

厳島神社54 西松原から火焼前8時半頃

このあと、大鳥居まで歩いていけると言われている「潮位100cm(13時過ぎ)」になるまで約4時間あったので、先にロープウエーに乗りに行ったり、他の観光名所を巡ったりしました。

※参考
「宮島の大願寺境内は歴史好きにも見どころ満載!巨大な大仏もあり!|家族旅行1日目③」
「宮島ロープウエーで弥山の獅子岩展望台へ! 所要時間や料金などもご紹介!|家族旅行1日目④」
「宮島の大聖院を参拝!パワースポットの多さに圧倒される|家族旅行1日目⑤」

干潮時の厳島神社と大鳥居

厳島神社参拝後、大願寺や宮島ロープウエイ、大聖院を参拝し、少し早めの12時30分過ぎに、再び戻ってきたところ、既に大鳥居まで歩いている観光客や修学旅行生が沢山!

潮が引いて、朝とはまた違った景観を見ることができました。

先程ご紹介した写真と同じ場所で取った「潮が引いた時の厳島神社」と「海側からの厳島神社」です。

▼西松原から見た厳島神社▼
(干潮の30分ほど前の状態)

厳島神社55 西松原から火焼前 干潮時12時半過ぎ
厳島神社57 大鳥居へ 干潮時

大鳥居へは、厳島神社西側の西松原側、厳島神社東入口近くの両方から下りられます。

今回、一番楽しみにしていたのが「歩いて大鳥居まで行くこと」。

いざ近くまで行ってみると本当に大きい!

  • 高さ:約16m
  • 横幅:約24m

あるそうです。

厳島神社58 大鳥居全体像 干潮時12時50分頃

大鳥居には、表(沖側)と裏(社殿側)で、扁額の文字が異なります。

扁額の大きさは

  • 縦:2.6m
  • 横:2.45m
  • 重さ:約150kg

あるそうです!

▼大鳥居 扁額 表(沖側)▼

厳島神社59 大鳥居文字表側 干潮時
(表:嚴嶋神社)

▼大鳥居 扁額 裏(社殿側)▼

厳島神社59 大鳥居文字裏側 干潮時
(裏:伊都岐島神社)

神社の扁額は、通常表側のみなのですが、「どうして2つ?」と疑問に。

色々ネットで検索してみたところ

「時代とともに名前が変わり、最初は伊都岐島神社と言われており、のちに厳島神社と変わった。」

とのこと。

また、大鳥居の柱の大きさにもビックリ!

厳島神社60 大鳥居柱 干潮時

これが海に埋まっているわけではないと知って、さらに驚きました。

先人の知恵は素晴らしいですね。

大鳥居の見学を終え、途中にある飛び石を渡って対岸へ。

厳島神社61 干潮時 飛び石

このあと、家族で千畳閣・五重塔を拝観し、食べ歩きができる表参道へ向かいました。

厳島神社は満潮・干潮の両方を見ることができる日を選ぼう

かなり遠かった厳島神社ですが、お天気にも恵まれて、とても思い出に残る旅となりました。

これから厳島神社へ行かれる方は、暑い時期は避けていかれたほうが良いですよ。

私達家族はゴールデンウィークに行ったのですが、最高気温が24度程度でも、歩いていると汗ばむくらいでした。

風の通りがあまりない場所もあったので、暑さに弱い方は、真夏を避けて観光されることをオススメします。

この記事が、これから厳島神社への旅行プランを立てる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

※次の記事
「宮島の大願寺境内は歴史好きにも見どころ満載!巨大な大仏もあり!|家族旅行1日目③」

※広島旅行1記事目
「宮島の厳島神社への渋滞回避方法!具体的な行き方&出発前に必ず確認すべきこととは?|家族旅行1日目①」

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