マイナンバーカードの申請は終わっていますか?
- マイナンバーカードを使う必要がないから作ってないわ
- 免許証があるからいらない
- 手続き方法が難しそうで放置してる
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
我が家も
「マイナンバーカードの手続き面倒だし、使わないからいらない」
と思っていたのですが、今後は、健康保険証の代わりになったり、免許証と結びつける予定があったりと、政府の方針がすでに決まっていたので、
「いつか作らなければいけないのであれば、ポイントが貰えるうちに作っておこう!」
と思い、2021年2月にパソコンからマイナンバーカードのネット申請を行いました。
(2023年2月末でポイント還元のあるマイナンバーカード申込みキャンペーンは終了)
私のように面倒で申請を見送っている方もいれば、ネット申請のやり方がわからないから申請していない方もいると思います。
備忘録も兼ねて私が実際にどの様にパソコンから登録をしたのか具体的にご紹介していきます。
尚、マイナンバーカードの申請は、「スマホ」や「郵送」、「まちなかの証明写真機」からもできるので、あなたにとって利用しやすい方法で申請してみてくださいね。
マイナンバーカードをパソコンからネット申請したい方にとって、この記事が少しでも御役に立てれば幸いです。
(スマホからの申請方法も少し記載しています)
余談ですが、お子さんが奨学金を利用する予定のご家庭や、引越し予定のある方は、マイナンバーカードを持っていると各種手続きがかなり簡素化されて楽になります。(経験済)
ネットでのマイナンバーカード申請に必要だったもの

マイナンバーカードの申請は、スマホからの申請が一番簡単に終わりますが、私の場合は、スマホではなくパソコンから申請することにしました。
※マイナンバーカード交付申請方法⇒公式ホームページを見てみる
今回、マイナンバーカードをパソコンで申請するに当たり、必要だったものがありました。それは、
- 申請書ID(半角数字23桁:パソコンで登録の場合)
※スマホ登録の場合は「QRコード付き交付申請書」に記載されているQRコードの読み込みで自動入力されます - メール連絡用氏名
- メールアドレス
- 写真データ
- 申請したい方の生年月日
の5つです。
順番に説明していきますね。
1.申請書ID
申請書IDがどこにあるのかわからない方、これは個人番号が記載されている「通知カード」の下に付いていた「個人番号カード交付申請書」の自分の名前の上部にある「申請書ID」のことです。
2021年2月以降に郵送されてきた「QRコード付き交付申請書」にも記載があります。(下記は郵送物の中の案内を拡大したものです。)

パソコンでの登録時にこの「申請書ID」を入力しなければ先へ進めませんので、登録前に準備しておいてくださいね。
最近郵送されてきた「QRコード付き交付申請書」に記載されているQRコードを読み込めば、「申請書ID 」が自動的に入力済の状態になっていますので、改めて入力しなくても大丈夫です。
(実際にQRコードの読み込みをして確認しました)
何年か前に郵送されてきた紙の「通知カード」の下の方に「QRコード」があり「左のQRコードを読み取るとスマートフォン等からの申請ができます」と記載があるので、その「QRコード」を読み込めば、同じ様に「申請書ID 」が自動的に入力済の状態になります。
【通知カードってなに?】
「通知カード」は、初めて個人番号が出来た際に、郵送で各家庭に送られてきた紙に個人番号や住所等が印刷されているものです。
マイナンバーカードを持っていない方は、ふるさと納税のワンストップ特例制度を利用する際に、各都道府県へコピーして添付した経験があるのではないでしょうか。
2.メール連絡用氏名
「メール連絡用氏名」は、マイナンバーカードを作成する本人の名前です。
例えば、親が子供のマイナンバーカード申請を代わりにする場合、マイナンバーカードの名義人である「子供の名前」を入力。
後から登録する「メールアドレス」は、親のメールアドレスでもOKです。
要は、「誰のマイナンバーカードの申請なのか」が区別できるようにするためです。
3.メールアドレス
メールアドレスは必ず連絡の取れるメールアドレスを登録してください。
ネット登録画面でメールアドレスの登録を最初にするのですが、登録後すぐにメールが送られてきます。
その中に、記載されているURLをクリックしてネット申請を進めていかなければいけないので、メール受信のセキュリティを厳しくしている方は
「@net.kojinbango-card.go.jp」からのメール
が受信できるようにしてから、メールアドレスを登録されるとスムーズに進みます。
私はヤフーのフリーメールを利用していて、特にドメイン指定受信などの設定もしていないのでスムーズに進みましたが、「docomo」のアドレスを使用される方は、セキュリティを厳しく設定していて、メールが届かない場合が多いので注意してくださいね。
4.写真データ
「写真データ」は、自宅の無地の壁の前に立って撮影したものでOKでした。
アップロードする画像の注意点としては
【顔写真規格】
- 6ヶ月以内に撮影した写真(正面・無帽・無背景)
- 明るく鮮明な写真
【アップロードファイル】
- ファイル形式:jpeg
- カラーモード:RGBカラー(CMYKカラー等は不可)
- ファイルサイズ:20KB~7MB
- ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル
※画像編集ソフトで加工された画像などは、受付できない場合あり
との記載がありました。
メガネを掛けている方は、撮影時にメガネのレンズが光で反射しないように、光の当たる角度や顎を引いてみるなどして、メガネのレンズが透明になるように調整が必要になります。
私の場合はリビングの南から光が差し込んでいる時間に、リビング北側にある白い壁の前に立ち、少し顎を引いてiphoneにて自撮りしたところ、メガネのレンズの反射がない透明の状態で撮影することができました。
スマホからマイナンバーカード申請をする場合は、写真データはそのままスマホに保存。
パソコンからマイナンバーカード申請をする場合は、写真データをパソコンや外付けHD等に保存しておく必要があります。
5.生年月日
生年月日はマイナンバーカードの申請をする方の生年月日です。
例えば、子供のマイナンバーカードを親が変わりに申請しているのであれば、子供の生年月日を入力します。
準備が終わったら、いよいよネット申請開始です。
マイナンバーカードのネット申請はカンタン!

私のようにパソコンから申請される方は、まずはマイナンバーカード総合サイト「パソコンによる申請方法」画面を開きます。
- 「メールアドレス登録」のところに「オンライン申請サイトはこちら」というリンクが張ってある文字があるのでそこをクリック。
最近郵送されてきた「QRコード付き交付申請書」に記載されているQRコードを読み込むと利用規約画面が出てきます。(実際に確認しました。)
何年か前に郵送されてきた紙の「通知カード」の左下の方に「QRコード」があり「左のQRコードを読み取るとスマートフォン等からの申請ができます」と記載があるので、その「QRコード」を読み込むと利用規約画面が出てきます。
- 内容に同意したら、下に表示されているチェックボックスにチェックを入れ「確認」をクリック。
- 順番に
- 申請書ID
(スマートフォンからQRコードを読み込んだ方は、自動的に入力されています) - メール連絡用氏名
- メールアドレス
を画面に沿って入力し、画面認証も入力して「確認」をクリック。
- 内容に誤りがないかの確認画面が出てくるので、内容があっていれば「登録」をクリック。
- すぐに先程登録したメールアドレスに、「【個人番号カード】申請情報登録URLのご案内」が届くので、メール内にあるURLをクリック。
- 顔写真の見本画像横に「顔写真アップロード対象者」と記載があり、そのすぐ下に「申請書ID」が表示されています。
- 今回申請する申請書ID で間違いないか、念の為確認してください。
- 次はいよいよ写真です。画面の「アップロード」をクリックし、画像が保存されている場所を探し、顔写真のデータを見つけたら、そのファイルをクリックし「確認」をクリック。
- 顔写真登録確認の画面が出てくるので、マイナンバーカードの申請をしたい人の写真かどうかを確認し、あっていれば下にあるチェックボックスにチェックを入れ「登録」をクリック。
- 申請情報登録画面が出てくるので、マイナンバーカードの申請をしたい方の生年月日を入力します。
例えば、子供のマイナンバーカードを申請したいのであれば、「子供の生年月日」を入力。下に進むと
- 「電子証明書の発行を希望しない場合はこちらから選択してください」
- 「氏名の点字表記を希望する場合はこちらから選択してください」
という項目があるので、必要に応じて右にある「+」マークをクリックして確認します。私の場合は、
- 今後ネットで電子申請もしていく可能性がある
- 健康保険証や免許証としての利用開始の可能性もある
- マイナポイントを利用したい
など、電子証明書の発行が必要になる状況でマイナンバーカードを利用していく予定のため、すべて「チェックなし」の状態にしました。
申請内容を確認し、「上記の申請内容に、誤りはありません」のチェックボックスにチェックを入れ「確認」をクリック。
- 最終確認の画面が出てくるので、内容を確認し「登録」をクリック。
これで終了です!お疲れさまでした♪
マイナンバーカード申請は自宅から

マイナンバーカードは、
「免許証があるから別に使うときがないし、セキュリティも不安だからいらないわ」
と思っていましたが、もうすでに政府が作成した
という工程表に、健康保険証との連携だけでなく、免許証との連携など様々な取り組みを予定していることが記載されていました。(マイナンバーカードは、外国人の健康保険不正使用防止にもなるようです)
いずれ作るのであれば、
「マイナポイント利用権が得られるうちにマイナンバーカードの申請をしておくほうがお得感もあるし、自分自身も頭の働くうちにネットでの申請を済ませておいたほうが後々ラクになるかも」
と判断し、2021年2月にマイナンバーカードの申請を夫婦共に済ませました。
ちなみに、進学や就職で引越しを控えている方は、マイナンバーを持っていると色々な役所関係の手続きが簡単になりますよ♪(息子が引越しの際、手続きがラクだったので喜んでいました)
私自身は、自宅のパソコンで確定申告ができるので、便利になったと感じています。
「やっぱり、マイナンバーカードの申請をしてみようかな」
と思っている方にとって、この記事が少しでもお役に立つことができれば幸いです。
【その他記事】
⇒「新社会人の引越し手続き!息子が学生時代と引越し前後に行ったこと!」