毎日の食事、いつも1人で頑張りすぎていませんか?
日本では、女性が食事の準備から片づけまで全てを1人で行っているご家庭がまだまだ多いようです。
比較的若い世代やTwitter内では、家事や育児に参加する男性が増えてきているようですが、私の夫世代(50代後半~)は、
女性が食事の準備から片づけまでするのは当たり前
という考えの方が多いようです。
数年後にやって来る夫の定年前に、なんとか今より夕食時の家事をラクにできないかと思って試行錯誤。
気が利かないと思われようと気にせず実行し続けた結果、ようやく家族が参加するようになり、私の家事がラクになってきた方法がありますのでご紹介していきます。
食事の準備や片付けをラクにした方法とは?
我が家は共働きで、平日は出社時間が異なるため、朝食と昼食は家族バラバラで食事をするのですが、昨年から夕食に限っては家族揃って食べることが増えてきました。
食事の支度は、パート勤務の私がずっと担当してきましたが、ここ数年手の痛みがひどく、料理をしたり、食器に盛り付けたり、食後に食器を洗ったりの一通りの作業がとても辛い日が増えてきたので、なにか負担が少なくなる方法はないかと考えたところ、
固定観念を変えてみよう!
という結論に達しました。
どういうことかというと、
自分一人で行っている食事に関する作業に、家族を巻き込んでみよう!
という方法です。
具体的に説明していきますね。
1)最後のおかずを作っている最中に、「ご飯できたよコール」をする
あなたのご家庭では
「ご飯ができたよ!」
と家族に伝えるのはどのタイミングですか?
自分が全てのお料理やお箸などをテーブルにセッティングし終わってから、家族に声をかけていませんか?
私も以前は、全てキレイに並べて、すぐに座って食事ができる状態にしてから、家族に「ご飯できたよコール」をしていました。
自分の実家がそうだったので、結婚してからずっと
料理を作る自分が全て食事の配膳をするのが当たり前
と思っていました。
でも、よく考えると、自分一人で食事の準備をする必要は全く無いわけで。
我が家には2人の男性がいるのですが、
- 夫は定年が数年後に迫ってきたので「家事ができるようになって欲しい」
- 息子にはいつか結婚した際に、「家事をする男性になって欲しい」
との思いで、少しずつ家事参加レベルを上げていってもらおうと、食事の準備を以下のように変えてみました。
- 最後のおかずを作っている最中に、ご飯できたよコールをする
- お味噌汁、おかず、ご飯などの盛り付けを分担して行う
- ダイニングテーブルにそれぞれ担当したものを持っていき並べる
- 食事に使うもの、箸やスプーン、コップやお茶など、まだ並んでいないものがあれば、早く手が空いた人が準備する
これ、ぜひやってみてください。
最初の頃は、
「え~!まだできてないの?」
と文句が出たり、面倒くさそうな顔をしていましたが、私は知らぬふり作戦。
外食でセルフサービスがあるように、家でもセルフサービスを取り入れれば、家事の負担が間違いなく少なくなりますよね。
今の私は、更年期の影響でとにかく手指が痛くて(T_T)
おかずを取り分けたり、食器の持ち運びが少しでも少なくなれば、手への負担が減少します。
よく考えれば、食べ放題の焼肉へ行った際には、それぞれ自分たちでご飯やお味噌汁を入れたり、おかずを各自好きな量取ってきたりしていたので、同じじゃないですか♪
いや~、もっと早くに気がつくべきでしたが、固定観念おそるべし(^_^;)
家族の食事時間が違っていた頃は、実現不可能なことでしたが、定年間近で勤務時間が変わってきたことで家族を巻き込むことが可能となりました。
あっ!家族の配膳がイマイチでもそこはスルーです(*^^*)
きれいな配膳じゃないと気がすまない方には耐えられないかな…(汗)
ここを乗り越えないとラク家事にたどり着けませんので、なんとか耐えてくださいね~!
ではもう一つ、食後の片付けをラクにした方法をご紹介しますね。
2)食器洗いを「洗う・すすぐ・拭く」の3つに分けて分担制にする
食器洗いどうしていますか?
「ごちそうさま」
のあと、テーブルに置いてある食器を洗い場に持っていき、
家族全員の食器を洗って食器棚に片付けるところまで、1人で行っていませんか?
以前の私がそうでした。
実家の影響は大きいですよね。
私も母親の背中を見て、
女性が食事の片付けも全てやるのが当たり前
と思い込んでいました。
今思えば、食器洗いも1人で行う必要は全く無いですよね。
我が家は3人家族なので、家族が揃っている時には、以下のように分担。
- 食器洗い
- すすぎ
- 食器を拭いて食器棚に片付け
の3つです。
始めの頃は2人ともかなり嫌そうでしたが、未来のために、私もひたすら
「はい!今日の担当は?」
などと言い続け、今では日によってゲーム感覚で担当選びをするまでに成長しました!
やった~\(^o^)/
「食洗機を買えばいいじゃない?」
と思ったかもしれませんが、数年前に壊れてしまって。
当時は買い替えや修理のお金がない時期だったので、そのまま食洗機は使うのをやめてしまいました。(^_^;)
食後の食器洗いを分担して行うようになってから、
- 母親だけが食後にまだ家事を行っていて、他の家族は自由時間を満喫。
- 自分だけ食後の自由時間が減り、ストレスが溜まっていく。
という不公平感が減少。
また、食器類を持ち上げる回数が減るので、多少は手への負担を減らすこともできました。
家事は上手に家族を巻き込み分担しよう!
テレビやコマーシャルでは、まだまだ女性が食事の準備をし、キレイにテーブルに並べてから家族を呼ぶシーンが見られますよね。
なかなか家事分担が進まないのは、日本のテレビ業界の母親像が古いことも原因の1つかもしれませんね。
今は共働きのご家庭が多いかと思いますが、自分ひとりで家事を背負い込まず、上手く家事分担ができ、家族が協力しあって生活していくご家庭が増えると良いですよね。
この記事が、家事分担に悩んでいるご家庭にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
※こちらの記事は、我が家の片付け記録の7記事目となります。
最初の片付け記事は「40代後半からの老前整理!シンプルライフを目指して、片付け開始!」です。
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