今どき珍しいと思われそうですが、私はこれまで海外旅行に行ったことがなかったので、パスポートを持っていませんでした。
昨年からの世界情勢悪化に伴い、様々なネットニュースやTwitter上で某有名人のツイート(現在はXのポスト)を見ているうちに、海外に行く予定がなくてもパスポートは持っていたほうが良いと判断し、先日初めて10年用パスポートの申請に行ってきました。
結果としては無事に申請ができたのですが、失敗したことも^^;
今回私が何に失敗したのか、また、パスポート申請のために準備したものなどを記録として残します。
これから初めてパスポート申請に行かれる方の参考になれば幸いです。
海外旅行の宿泊先、航空券等
こちらからも予約できます。
パスポート申請に必要なもの
パスポート申請のために必要なものは以下の3点。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本(全部事項証明書)
※令和5年3月27日以降は、戸籍謄本のみ(戸籍抄本は不可) - パスポート用の写真
最初に近所の役所へ
今回、夫婦二人と息子の3人一緒にパスポート申請を行うことにしたので、自宅近くの役所へ行き、「戸籍謄本(全部事項証明書)」の発行依頼を行いました。
息子の「現住所」は異なりますが、「本籍」は私達夫婦が暮らしている住所になっているので、3人とも
「同一戸籍内」
となっています。
その場合、
同一戸籍内にある、2人以上の方が同時に申請する場合は、戸籍謄本1通で全員の申請をすることができます。
とのことだったので、1通分の手数料(450円)で済みました。
尚、パスポートの申請のために戸籍謄本(全部事項証明書)が必要である旨を伝えたところ、役所の方が
「こちらにもパスポート申請時に必要な『一般旅券発給申請書』がありますので、お渡ししましょうか?」
とお声掛けくださったので、役所にて
- 戸籍謄本(全部事項証明書) 1通
- 旅券(パスポート)申請のご案内 1通
- 一般旅券発給申請書 3通
をもらい、自宅にて申請書の記入をしました。
- ローマ字
⇒「ヘボン式」で記入
※旅券(パスポート)申請のご案内にローマ字表記見本あり - 日本国内の緊急連絡先
⇒一緒に渡航する方は避け、緊急時に連絡が取れる方を記入
※我が家の場合は、私の母に前もって承諾をもらいました - 裏面一番上の「出発予定日」
⇒「未定」だったので、空欄部分に「未定」と記入
証明写真を撮りに行く
写真は、近所にあった自動の証明写真機にて。
10年間残るので、美容院とヘアカラーも済ませたあとに襟付きの服を着て、いつも掛けている眼鏡をつけて撮影。
(後ほど失敗談の記載あり)
ある程度満足の出来栄えとなったので、後日息子のアパートへ向かい、役所でもらった書類等と一緒に、家族3人でパスポート申請に出かけました。
パスポート申請当日、窓口でのチェックに引っかかる
居住地域によっては、近所の市町村窓口でパスポート申請が可能ですが、我が家は田舎のため、わざわざ県の窓口まで行く必要がありました。
そのため、夫と息子は平日休みがないので「半休」を取り、午後から電車に乗ってパスポート申請窓口へ。
前もって写真撮影・書類記入をしていたので、スムーズに受付が終わり整理券が発行され、整理券番号が呼ばれるまで待機。
いざ、番号が呼ばれ窓口へ。
ここで問題発生です。
パスポート申請はしっかりチェックが入りますね。
チェックが入った1つ目は
「所持人自署」の文字が若干かすれた部分がある
との指摘が(汗)
「所持人自署」の欄に自分の名前をボールペンなどで記入し、その文字がそのまま「パスポート」に転写されるのですが、私にはさっぱりわかりませんでしたが、窓口の方が持っている「拡大鏡」で文字を見ると、一部がかすれていたそうです。
ただ、許容範囲内だったのでそのままOKとなりました。
チェックが入った2つ目は
メガネのレンズの色
です。
証明写真を撮る際に、いつも掛けている「PC用のブルーライトカット付きメガネ」を掛けたまま撮影したので、その写真が問題となり、「再撮影」となってしまいました(泣)
再撮影となった理由は
- ブルーライトカット付きメガネは、写真撮影時に少しレンズ部分が紫がかった色になる。
- AIにて瞳認証の際に、眼の色が違うと判断され、出入国審査時に止められたり、時間がかかることがある。
とのこと。
まさか証明写真を撮りなおすとは思わなかったので、ショック…。
申請場所のすぐ横に、人が撮影する証明写真撮影場所があったのですが、自動の証明写真機のように「何度でも撮影し直しOK」というわけではないため、撮影結果を見て気に入らなくても撮りなおすことができず、表示された中から選ぶしかなくて。
もっとちゃんと化粧をして、襟付きシャツを来て、髪型もセットして行けばよかった~(泣)
今となっては後の祭りですが、唯一救われたのは「美肌加工」が施されていたので、実際にメガネを外した時ほど老けた顔になっていなかった点です(笑)
私のようにPC用メガネをしている方、証明写真時は「メガネを外して」撮影された方が良いですよ~^^;
パスポート受取は後日
パスポート申請後、おおよそ8日目以降に受け取りが可能となります。
(地域によって前後しますので、申請時に確認を)
受け取りは、窓口によっては日曜日も受取可能な地域もあるので、各都道府県の「旅券(パスポート)申請のご案内」や県のホームページにて確認してみて下さいね。
受け取り時に必要なものは、
- パスポート申請時に受け取った「一般旅券受領証」
- 10年旅券用の手数料
(1人:収入印紙14,000円・◯◯県収入証紙2,000円)
※我が家は初回申請のため、上記2点。
※2回目以降は「前回旅券(パスポート)」も必要。
となります。
手数料は申請窓口で「当日購入することも可能」との記載がありましたが、我が家は前もって準備してから受取に行くことに。
ちなみに
- 収入印紙 ⇒ 郵便局(金額が大きいので)
- ◯◯県収入証紙 ⇒ 近所の役所窓口
にて3人分購入しました。
上記の手数料は、①「一般旅券受領証」に貼り付ける場所があるので、その部分に貼り付け。
まだ申請したばかりなので、今度受取可能な日にち以降に、また3人で窓口まで行く予定です。
パスポート申請は万が一のために
久しぶりの証明写真で失敗をしてしまいましたが、メガネを掛けている方で失敗のご経験をされた方はいませんか?
今回の失敗で、パスポート申請時や運転免許証の更新時などは、メガネを外すか、ブルーライトカット付きではない普通のレンズのメガネをして写真を撮ることを学びました(笑)
海外旅行に行く予定もない私がパスポート申請を考えるようになった理由を最初に少しふれましたが、具体的にご紹介すると、ウクライナで戦争が始まった際に、ポーランドなどの隣国に逃げた方の情報が最初のきっかけでした。
「一時的に隣国避難をする際に、パスポートが必要になる」
という内容です。
また、海外で数多くの経験をされている某有名人の方が
「万が一日本でも有事などで海外援助隊が来た際に、パスポートがあれば海外の人にも身元確認をスムーズにしてもらえる」
というようなツイートを見かけたこともパスポートを申請するきっかけとなりました。
おそらく今後も海外旅行に行くことはなさそうなので、万が一の事態が起きないことを願っていますが、日本人であることを証明できるパスポートを持っておくことも広い意味で「防災対策」になると思い、家族3人で初めてパスポートの申請に行ってきました。
あなたは「パスポート」どうされていますか?
少しでも早く、平和な世界が戻ってきますように。
海外旅行の宿泊先、航空券等
こちらからも予約できます。
【その他記事】
⇒新社会人の息子が社宅へ引越し!一人暮らしに必要なものなどをご紹介!