数年前から不調が続いていた我が家の洗濯機。
騒音を響かせながら、たまに脱水ができていない時があっても、もう一度やり直せば洗濯できていたので、
「まぁ、まだしばらくは買い換えなくても大丈夫!」
と思って使っていましたが、ついに朝の洗濯途中で水が溜まったまま停止。(泣)
電源ボタンを押し直しても、異様な音が響き渡るだけで全く回転もしないし水も出てこない。
しばらく時間を置いてやってみても全く駄目だったので、急遽買い換えることに。
これまでは、日立の簡易乾燥機能付きの縦型洗濯機を使用していましたが、雨の日は除湿機を使って洗濯物を乾燥させているので、今回はパナソニックの縦型洗濯機・乾燥機能なしタイプを選択。
買い替えてみると両社の縦型洗濯機の使い心地には、いくつか大きな違いがありました。
(自宅にあった昔の洗濯機との比較と、店頭で横並びになっていた同じサイズの両社を比較した個人的感想)
これから縦型洗濯機を購入予定の方にとって、私の買い替え経験が少しでもお役に立てるのではないかと思いますので、こちらの記事にて画像と共にご紹介していきます。
※ドラム式希望の方や乾燥機能付き希望の方には参考にならない記事となりますので、ここでそっと閉じてくださいね。(T_T)
▼後継モデル(一般の市販用)はこちら
店員さんが教えてくれた!最近の縦型洗濯機の特徴は?
朝の洗濯途中で洗濯機が壊れてしまったのですが、ちょうど夫が休みの日だったので、壊れたその日に家電屋さんへ連れて行ってもらうことに。
お店に行く前に、今の洗濯機の最新機能情報をネットで調べ、自分にとって不要な機能をピックアップ。
いろいろ口コミ等を読んで、最終的に
「日立かパナソニックが洗浄力も高くて、手入れのしやすいメーカー」
ということがわかってきました。
店舗へ行く前に調べた理由は、
知識なしで行くとすぐに洗濯機を買って届けてほしい私は、お店の人にとって格好の「カモ」になってしまうから(^_^;)
家電屋さんへ到着し、早速洗濯機コーナを見ていると店員さんが声をかけてくれました。
自宅で調べた情報と比較しつつ、店員さんから最新の情報収集開始(^^)/
ネットの口コミ等では、乾燥まで出来て家事の時短となる「ドラム式洗濯機」が人気のようだったのですが、私の場合は
- 腰痛持ちなので毎日洗濯物の出し入れ時にかがむのが苦痛
- 洗濯物の乾燥は除湿機を使っているので、乾燥機能は不要
- 洗浄力が高く、手入れのラクな洗濯機が良い
- 価格は10万円前後に抑えたい
- 毛布も洗濯できるように9kg以上の大きさ希望
という考えだったので、始めから縦型洗濯機の乾燥機能なしタイプを希望。
お店の人にも、縦型洗濯機の乾燥機能なし9kg以上を希望していることを伝え、展示商品のそれぞれの特徴を教えて頂きました。
9年前の洗濯機と異なっている機能として
- 洗剤の自動投入機能付きがある
(洗剤タンクから必要な量だけ洗剤を自動投入) - スマホと連携できるタイプもある
(離れた場所から洗濯操作可能) - AIによる洗濯おまかせ機能がある
(洗い方や時間を自動で調整する) - 温水で洗える洗濯機もある
(汚れ落ちが良くなる) - 泡洗浄機能付きもある
(洗浄力が高い)
など、最新技術を取り入れた洗濯機が増えているそうです。
ただ、店員さんいわく
最近は乾燥機能なしタイプでシンプルな洗濯機の方が人気です。
とのこと。また、
数年前までは洗濯機といえば日立と言われるほど、他社よりも洗浄力の高さと節水が優れていることで有名でしたが、今は他社が日立に追いつけ追い越せで、あまり遜色がなくなってきた状態です。
と教えていただきました。
最終的に候補に残った洗濯機はやはり、自宅で情報収集して候補に上がった日立とパナソニックでしたが、最後はパナソニックに決定!
なぜ、パナソニックにしたのか、これまで使用していた日立の洗濯機との違いを次にご紹介します。
日立とパナソニックの縦型洗濯機はここが違った!
上の写真は今回壊れた洗濯機で、2012年に製造された日立の簡易乾燥機能つき縦型洗濯機。
商品名は「ビートウォッシュ BW-90PVE9」です。
当時、日立の洗濯機を選んだ理由はただ一つ
- 洗浄力が一番高い製品として評価が高かったから
まだ子供が中学生で体操服を毎日洗う時期だったので、汗や泥汚れがよく取れて、乾燥機能が付いていると家事がラクになるという思い込みで、購入した商品。
9年間使用してみた感想としては
- 汚れ落ちはまぁまぁ
- 節水効果はあった
- 結局、簡易乾燥機能は使わなかった
- 使わない乾燥機用フィルターのお手入れが億劫だった
- 毛布を洗う際の出し入れが少々窮屈だった
という感じで、特にここが便利だった!という感想もなく、普通に利用していた状態ですが、今回購入したパナソニックの洗濯機は、とにかくお手入れがラク!
店員の方も、
「パナソニックは使いやすいと昔からリピーターの方が多いですね。」
とのこと。
購入した商品名は、パナソニックの「NA-F9AE9S」で、一般の市販モデル「型番:NAFA90H9」をベースに仕様が変更・追加されているエディオンオリジナル仕様です。
今は、後継モデル「NA-FA9K2」が一般発売されています。
▼後継モデル(一般の市販用)
パナソニック NA-FA9K2
▼後継モデル(エディオンオリジナル)
(エディオンネットショップ公式サイト)
パナソニック 9.0kg全自動洗濯機 オリジナル シルバー NAF9AKE3S
我が家が購入した商品の後継機種9㎏(一般モデル・エディオンオリジナル共)には、「洗剤の自動投入」、「次亜除菌コース」が搭載されています。
▼我が家が購入した洗濯機の実画像
左が全体像、右が蓋を開けた時の状態です。
前回の洗濯機買い替えから9年も経っていたので家電が進化している部分もありますが、具体的に
- 9年前の日立の洗濯機と新しく購入したパナソニックの洗濯機は何が違ったのか
というと、パナソニックの方が
- 洗濯や脱水時の音がとても静か
- 機能がシンプルで見てすぐに利用しやすい
- 泡洗浄で洗浄力が良い
- スイッチが奥にあるので、見た目がスッキリ
- ごみ取りネットの作りがフラットでとても掃除がしやすい
(最近は「糸くずフィルター」というのですね) - 乾燥機能なしにしたので、ふた裏のデザインがフラットになって掃除が格段にラク
- 投入口が日立よりも広くて毛布などの大物洗い時に出し入れがとてもしやすい
- 洗剤と柔軟剤を入れる場所が一箇所にまとまっているので、手間が減り、掃除もラクになった(※1)
- 脱水後の絡まりが少なく、とても取り出しやすい
- 乾燥機能がない分、洗いのコースが充実している
- エディオンのみ「お急ぎコース」と「部屋干しコース」が追加で搭載されていた
などなど、乾燥機能なしを選んだことで、個人的にはとても使いやすい洗濯機と感じました。
突然の買い替えとなり、決算セールが終わった直後だったため
「高値で買うことになるかもしれない」
と覚悟していたのですが、ちょうど買いに行った日からさらに値下げ価格(設置・引取り込み約11万円)に変わっていたそうで、本当に助かりました!満足満足♪
パナソニック縦型洗濯機を画像つきでご紹介!
改めて、今回壊れた日立の洗濯機と新しく購入したパナソニックの洗濯機で大きく異なった点を画像つきでご紹介しますね。
泡洗浄
まずは洗濯が始まると下記のように泡の状態で出てくるので、汚れ落ちがUP!
(我が家の洗剤投入は手動のみ。後継機種は液体洗剤・柔軟剤自動投入タンクあり)
ちょっと見えにくいかも…。(^_^;)
目で見ると、粉洗剤がただ溶けているだけでなく、細かい泡状になって出ているのがわかりました。
洗濯機のスイッチ
次は洗濯機のスイッチの位置です。
日立の場合は、通常の洗濯機と同じくスイッチが手前にあるのですが、パナソニックの洗濯機は、奥にスイッチが付いているのが特徴です。
▼スイッチは奥に設置
今までより、見た目がスッキリ見えるので、私はこちらの見た目のほうが好みでした!
また、手前にスイッチがない分、洗濯物が取り出しやすくなりました。
糸くずフィルター
お次は、今回の洗濯機買い換えで、私が大満足している部分の一つ、糸くずフィルターのデザイン!
▼糸くずフィルター(2ヶ所ついています)
上の写真は糸くずフィルターを取り外している途中の状態。
外したあとに表と裏を撮影した画像がこちら
▼画像 左:表側、右:裏側
初めて洗濯したあとに撮影したので既にゴミが入っていますが、この「糸くずフィルター」本当に掃除がラクなんです(^^)/
9年前の日立のごみ取りネットは昔ながらの袋状のネットで、掃除の際に少々手間だったのですが、購入したパナソニックの洗濯機は、糸くずフィルターがフラット!
現在は、日立の洗濯機も糸くずフィルターが利用しやすくなった機種もありましたが、お店で見比べた結果、個人的にはパナソニックの方が掃除がしやすいと感じました。
下記のように、パナソニックの糸くずフィルターは大きめで、網の部分とゴミが溜まる部分がバラバラになります。
▼初めて洗濯した時の実際のゴミ付き画像がこちら
▼さっとティッシュで拭き取ると簡単にゴミが取り除けます。
パナソニックの公式ホームページでは、「ゴミに触ることなくごみ捨てができる」と紹介されていましたが、私はついでに水分を拭き取ることもできるので、いつもティッシュでサッと拭き取っています。
フタ裏のデザイン
以前使用していた日立の洗濯機は「簡易乾燥機能付き」だったので、フタ裏のデザインに凹凸がありました。こちらです
▼壊れた日立洗濯機のフタ裏(乾燥機能あり)
結構細かい隙間があってホコリが溜まりやすく、掃除がやりにくかったのですが、今回購入したパナソニックの乾燥機能なし洗濯機は、フタ裏デザインがシンプルで掃除が格段にラクになりました。
実際の画像がこちら
▼買い替えたパナソニック洗濯機のフタ裏(乾燥機能なし)
最近の乾燥機能付き洗濯機になると、フタ裏自体はフラットでも、洗濯物の投入口部分にさらに内蓋がついていて2つのフタのお手入れが必要となるものが多いので、とにかくお手入れがラクな商品を探していた私には不向きでした。
洗濯物の投入口
お次は、洗濯物を出し入れする投入口です。
最新の日立とパナソニックの洗濯機が店頭で横に並んでいたので見比べたのですが、明らかにパナソニックのほうが広かったです。
パナソニックの投入口の画像はこちら
投入口は、横幅も奥行きもパナソニックのほうが広いので、我が家のように毛布を洗うご家庭には、パナソニックの方をオススメします♪
メーカーの説明書には、別売りの取付簡単な内蓋を付けてから洗うよう記載がありますが、私はおおちゃくをして、水が溜まったあとに浮いている毛布を手で押して水に浸して洗濯しています。そろそろちゃんと購入した方が良いですよね^^;
洗剤の投入部分
続いて、洗剤の投入部分。
最新の洗濯機は、液体洗剤や柔軟剤の「洗剤自動投入機能」がついている機種が多く見られましたが、よくみると、「自動投入」と「手動投入」の2つの洗剤投入場所がある状態。
洗剤自動投入機能付きだと、洗剤タンクに液体洗剤を入れておけば、
「自動で洗剤の量を計量してくれて手間がなくなる」
という考え方もありますが、私の場合は
「洗剤の投入場所が2箇所になって、お手入れの手間が増える」
と考えたため、自動投入のないものにしました。
▼実際の洗剤投入部分の画像はこちら
洗剤投入部分は下記のように取り外しができるため、お手入れも簡単で、中までしっかり乾かすことができて、水垢付着防止にもなります。
充実した洗濯コース
乾燥機能なしの洗濯機を選んだので、その分洗濯コースが充実していました。
▼スイッチ部分を左からアップ撮影したものです
▼一番右の洗濯コース操作部分の拡大写真です。
電源をいれると、通常は上の画像のように「おまかせコース」が選択されます。
普段はこのコースを利用中です。
洗濯物のシワを少なくしたい時やワンピースは、別で洗うようにし、その際は「おしゃれ着コース」を選ぶと、自動で脱水時間を短縮してくれるのでシワが少なくなり、アイロンを掛ける手間がなくなります。
▼エディオンオリジナル後継モデル
(エディオンネットショップ公式サイト)
パナソニック 9.0kg全自動洗濯機 オリジナル シルバー NAF9AKE3S
なんだか良いことばかり書きましたが、9年ぶりに進化した洗濯機を購入した私にとっては今の所デメリットが見つからず。
今回、洗濯機の買い替えをして掃除の手間が減ってとてもラクになり、ネット店舗上で前日まで高かった価格が5万円も下がって購入できたので、大満足のお買い物となりました♪
若い頃はいろいろな機能がついている洗濯機が欲しかったのですが、アラフィフになってからは「家電の機能はシンプルが一番!」という考えに変わりました。
価格も安いですし、機能も使いやすく、お手入れも簡単!
パナソニックの乾燥機能なし洗濯機は、中高年にとってはオススメの商品でした♪
ちなみに、偶然なのですが、実家の70代の母親も同じ商品の7kgタイプを使っていました~(*^^*)
洗濯機は乾燥機能なしの方がお手入れがラク!
今回、洗濯機を急遽買い換えることになりましたが、価格も機能もお手入れ方法も満足できる洗濯機に出会えて、本当に良かったです!
縦型洗濯機の中にも、最新機能がいろいろと付いている商品も多数ありましたが、店員さんいわく、「今は乾燥機能なしのシンプルな洗濯機が人気」だとか。
また、店員さんに教えていただきましたが
- 縦型洗濯機の乾燥機能付きは「あくまでも簡易乾燥」
とのことでしたので、洗濯機のみでしっかり乾燥させて、そのまま洗濯を畳んで片付けたいと思っている場合は、縦型ではなく
「ドラム式の乾燥機能付き」
を選ぶようにしてくださいね。
ちなみに我が家は一部屋まるごと洗濯乾燥部屋にし、電気代の安い「除湿機」で夜間に洗濯物の乾燥をしています。
※参考商品(Amazonの商品ページへ飛びます)
⇒パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YHVX120-W(一人暮らしの息子用に購入した商品)
⇒CORONA(コロナ) 衣類乾燥除湿機 【日本生産】 CD-H10A(K)(我が家で使用中の後継機種)
この記事がこれから洗濯機を買い換えたいと思っている方にとって、少しでもお役に立つことができれば幸いです。
購入した洗濯機の後継モデル(一般市販用)
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