2年半ほど楽天でんきを利用していたのですが、「11月分からさらに値上げする」という案内が届いたため、先日地元の大手電力会社に切り替えました。
ただ、今後は大手電力会社も値上げすると案内が出ているので、実際のところ、電気代の変化がどうなるのかはわかりませんが…(^_^;
ちょうど9月分の電気代請求書が届いたので、過去2年間と比較してみたところ、あまりの値上がりにびっくり!
家計を圧迫するはずです(泣)
この記事では、我が家の電気代が2020年から2022年にかけて「どの位値上がりしたのか」や、今後楽天でんきが「どの様に変わっていくのか」をご報告を兼ねてご紹介します。
2020・2021・2022年9月電気代の変化
楽天でんきの場合、大手電力会社のように「基本料金」はなく、従量料金は地域によって一律に決められていました。
楽天でんきの請求書を見ると、
- 従量料金
- 燃料費調整額
- 再エネ発電促進賦課金
上記3つの項目があり、それぞれの単価にその月に使用した「kWh」を掛けて、合計したものが1ヶ月の電気代請求額となっています。
我が家の場合、2020年、2021年は息子が同居していたのですが、2022年の9月分請求期間(8/22~9/20)は、始めの約1週間のみ息子が滞在していた状態。
そのため、電気代の値上がりを正確に把握するため、毎年の9月の電気使用量を「530kWh」と固定して価格比較してみました。
(まだエアコンを使うこの時期の夫婦二人だったらたぶんこのくらいかな)
実際の比較表がこちらです↓
9月分 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
---|---|---|---|
従量料金 (単価) | 15,529円 (29.30) | 14,045円 (26.50) | 14,045円 (26.50) |
燃料費調整額 (単価) | 2,681円 (5.06) | -2,088円 (-3.94) | -2,135円 (-4.03) |
再エネ発電 促進賦課金 (単価) | 1,828円 (3.45) | 1,780円 (3.36) | 1,579円 (2.98) |
電気使用量 (kWh) | 530 | 530 | 530 |
電気代合計 (単価×kWh) | 20,038円 | 13,737円 | 13,489円 |
全ての単価が昨年よりも値上がりしていますね。
電気使用量を毎年「530kWh」と仮定して計算してみたところ、2021年と比べると2022年は
「6,301円電気代UP!」
2020年と2022年を比較すると
「6,549円電気代UP!」
9月分だけで電気料金がこれだけ値上がりです。
今後、さらに値上がりするという案内が来ていたので、本当に恐ろしい~!
地元大手電力会社に変えておいて良かった!
楽天でんきの値上げの試算
楽天でんきは、2022年11月1日(火)より、
「燃料費調整単価から市場価格調整単価への変更」
を行うそうです。
※2022年9月20日【重要】「楽天でんき」電気需給約款(低圧)および料金表改定のお知らせ(燃料費調整から市場価格調整への変更)
初めて案内が来た時は、確認するのが面倒であまりしっかり文章を読んでいなかったのですが、数日後に改めて内容確認をしたところ、かなりの値上げになることが判明!
楽天でんきを利用し、2022年9月の時点で
- もし「市場価格調整単価」にて電気料金を算出した場合どうなっていたか
- 燃料費調整単価と市場価格調整単価の比較
の価格イメージの記載がありましたので、ご紹介します。
引用元:楽天でんき(2022年9月の電気料金イメージ(プランS、使用量300kWh/月))
引用元:楽天でんき(燃料費調整単価と市場価格調整単価の比較イメージ)
我が家の場合、中部地方に該当するので、
- 燃料費調整単価「5.06円」から、市場価格調整単価「15.20円」
に変更となるイメージ。
市場価格調整単価と燃料費調整単価の差額は「10.14円」。
先程比較した9月電気使用量「530kWh」を、市場価格調整単価で計算した場合のさらなる値上り額は、「530kWh×10.14円」で
今よりさらに「5,374円」の値上がり!
になることに(汗)
もしも、今年の9月の電気代が市場価格調整単価で計算されていたら、2021年の電気代と比較すると、「2021と2022年の差額6,301円」+「市場価格調整単価と燃料費燃料費調整単価の差額5,374円」で、
昨年9月より11,675円値上がりしていたことに!
楽天でんきは11月以降、さらに値上がりする可能性があるとのことなので、恐ろしくなってすぐに地元の大手電力会社に変更しました(^_^;
電気使用量によって値上り幅は異なりますが、我が家と同じくらいの使用量であれば、昨年より1万円以上の値上りに。
もし、まだ楽天でんきで契約されている方がいらっしゃれば、一度確認された方がいいですよ。
大手電力会社も値上がりすると案内はきているものの、現時点では楽天でんきほどの価格にはなりませんでした。
今から他の電力会社へ変更するとなると、11月の途中からになるので、楽天でんきの大幅値上げの影響は避けられませんが、再来月分からは切り替わるはずですから。
電気代高騰への対策はお早めに!
今現在、新電力で契約されている方は、一度今後の電気代がどのくらい変わっていくのか、確認されたほうがいいと思います。
今回、楽天でんきの場合の電気代の変化をご紹介しましたが、ニュース等で見る限り、楽天よりも更に値上げ幅の大きい新電力があるようなので、来年も値上りが確定している電気代は要注意です。
また、部屋の中は薄着で過ごしたい方もいらっしゃると思いますが、冷房よりも暖房のほうが電気代が高くなりますので、今年の場合は、ルームウェアを工夫して、なんとか電気代使用量を抑えられるよう、お互い頑張りましょうね♪
【その他記事】