こちらの記事は、息子が社宅へ引越しした際の体験記事となります。これから初めて一人暮らしをされる方の参考になれば幸いです。
(記事の最後には、他の引越し関連記事もご紹介しています)
息子が一人暮らし&新社会人となった年の引越し前後、いろいろな手続が必要となりました。
- 新社会人となる2・3ヶ月前までに終えていてよかった手続き
- 引越し前に行った手続き
- 引越し後に行った手続き
- 親の会社で行う手続き
上記記載の通り、2ヶ月前には終えていないと新社会人としての手続きが始まる3月中旬以降に間に合わないものもありましたので、この記事では息子が行った手続きを時系列でご紹介していきます。
あくまでも、我が家の息子の場合(社宅・自家用車引越し・宅配便も利用)の手続き事例とはなりますが、これから初めて実家を出て一人暮らしを始める方、新社会人として実家を出る方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
※引越しで購入したもの等をご紹介した記事はこちら
参考記事>>>「新社会人の息子が社宅へ引越し!一人暮らしに必要なものなどをご紹介!」
※3月下旬ごろの引越し希望日になると、学生や転勤の方の引越しも重なるので、業者さんの予約が取り辛くなります。引越し業者に依頼予定のご家庭は、引越し希望日が「予約不可」となる前に、「無料の引越し会社一括見積サービス」を利用して、引越し希望日が空いているか早急に確認することをオススメします。(どちらも引越し見積もり大手比較サイトです)
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新社会人となる2・3ヶ月前までには終わっていると安心な手続き
今回、息子が新社会人として一人暮らしをするにあたり、
「学生の内に手続きしていて良かった!」
と感じた手続きがありました。
すでに学生の内に終えている方も多いとは思いますが、念の為ご紹介します。
それは、
- マイナンバーカードを作っておく
- 子供名義の銀行口座の開設をしておく
- クレジットカードを作っておく
(息子は楽天カードを作りました)
の3点です。
先に作っておくとなぜ安心なのか、理由を下記にご紹介します。
市役所や警察署で行う住所変更に伴う手続きが簡単になるため
就職先の給料振込み先口座登録時や、一人暮らしで電気・水道・ガスの支払い口座登録時に必要となるため
※公共料金は口座引落のみの場合もあり、銀行も限定されている場合があるので、給料振込先口座と公共料金引き落とし口座を一緒にしたい場合は、先に公共料金の支払い方法などの確認をしておくことをオススメします。
(地域によって、引落可能な銀行が)
息子は楽天銀行を給料振込先にしたかったのですが、引越し先の水道代が口座引落のみで、楽天銀行が不可だったため、仕方なく水道の口座引落先をゆうちょ銀行に。(居住地域で異なります)
給料の振込先も、家計管理がしやすいように、ゆうちょに変更したようです。
一人暮らしで電気・水道・ガスの支払い方法登録時にクレジットカード払い可能なところもあり、固定費なのでクレジットカード払いのほうがポイント還元を受けられ節約になるから
※クレジットカードを持ちたくない方は、他の支払い方法を選べばいいので、無理に作る必要はないですよ。
マイナンバーカード・銀行口座・クレジットカードの新規申し込みは、遅くても卒業する年の1月末までに手続きを済ませておけば、2月末頃には手元に届きます。
そうすると、3月中旬以降に行うことになる
- 「引越し前の各種手続き」
- 「就職先から給料振込先口座の確認が来る時」
に間に合いますので、1月末までには手続きしておくと安心です。
我が家の場合、高校を卒業する前に、全国どこへ行ってもATMが身近にある「ゆうちょ銀行」の口座を作り、20歳になってから「楽天銀行」の口座開設と楽天クレジットカード作成をしました。
(つみたてNISA口座を楽天で開設希望だったため)
コンビニなどの提携ATMでも現金の引き出しが可能な銀行も多々ありますが、手数料を取られてしまうことが多いので、ゆうちょ銀行なら田舎でも窓口とATMの両方があり、引き出す金額が少額でも、今の所、平日18時までと土曜の14時までは手数料無料なので使い勝手は良いと感じています。
(ゆうちょ銀行内ATMなら全日ATM利用手数料無料がほとんどです⇒ATM利用にかかる料金・手数料)
また、ネット銀行の楽天銀行は残高によってATM利用手数料に回数制限がありますが、ゆうちょ銀行のATMを利用でき、楽天とゆうちょ両方の銀行に用事がある場合、ゆうちょ銀行のATMのみで用事が済むので、息子にとっては便利なようです。
引越し前に行った手続き
在学中に学校にて指示があるとは思いますが、念の為、就職先が決まったら学校で行う手続きもご紹介します。
また、引越し前に地元の市役所等で行った手続きも続けてご紹介します。
1.学校で発行手続きを行うもの
在学中に子供本人が学校に発行依頼をした書類が2種類ありました。それは、
- 卒業証明書
- 卒業成績証明書
の2つの書類の発行手続きです。
この書類は、春から就職する会社に提出しなければいけないので、引越し時に持っていくのを忘れないようにしてくださいね。
2.アルバイト先にお願いすること
新社会人になる年の1月から3月にアルバイトをしていた場合、アルバイト退職時に
- 1月から3月までの「源泉徴収票」の発行をお願いする
ことをお忘れなく!
アルバイト先から源泉徴収票が手元に届いたら、就職先に提出してくださいね。
(会社によっては、11月頃、「年末調整」の書類作成時に提出。)
新社会人になった年の年末調整で、アルバイト収入も合計して計算する必要が出てきますので。
引越し前に、後ほどご紹介する郵便局での「転居届」手続きをしておけば、アルバイト先が旧住所宛に源泉徴収票を郵送したとしても、新住所に届きます。
3.市役所と郵便局にて行った手続き
引越し前の実家の近くにある市役所と郵便局で行う手続きは、
- 転出届の提出
- 国民年金保険の住所変更
- 印鑑登録証の登録変更
- 郵便物の転居届
以上4つの手続きが必要となりました。
【転出届】
転出届は、転出日(引越し予定日)の14日前から手続き可能なので、早めに行けるようであれば、3月中旬ごろにまでに行くと、市役所が比較的空いているのでオススメです。
書類記入の際、
- 届出日:書類記入当日
- 転出日:引越し予定日
を記入しました。
また、マイナンバーカードを持っている場合は、転出届の書類なしでも引越し後2週間以内であれば転入届を出すことができるとのことで、転出届の書類発行手数料が不要になり、手続きが楽になりました。
【国民年金保険の住所変更】
20歳になると国民年金保険料を納めることになるので、20歳以上のお子さんが初めて就職などで引っ越しされる際には、国民年金保険の住所変更手続きも必要となります。
ただし、マイナンバーカードを持っている方で、国民年金とマイナンバーカードの紐付けができている場合は、転出届を出すだけで、自動的に国民年金の住所変更もできるそうです。
息子の場合は紐付け済だったので、何も手続きする必要がなかったです。
【印鑑登録証の登録変更】
お子さんが実印等の印鑑登録証をすでに持っている場合のみ必要となります。
息子はまだ印鑑登録の手続きをしたことがなかったので、この手続は不要でした。
【郵便物の転居届】
郵便局の転居届は、引越し先と引越し日が決まったら、早めに手続をしておくと安心です。
届けを出してから、3~7日間かかるそうで、息子は引越し後に手続きをしたので、引越しをして1週間ほどは、実家に郵便物が届いていました。(^_^;)
親は引越し前に転居届の手続きをするよう伝えていたのですが、息子は引越し後に手続きをするからと言い張り、いざ引越し後に転居届を出してみると、すぐに転送はされないことがわかったので、「引越し前に手続きすればよかった」と思ったようです。
4.電気・水道・ガスの各会社に使用開始日の連絡をする
就職先の会社から、電気・水道・ガスの契約は、息子自身でするよう指示があったので、引越し日が決まったら、息子がすぐに各会社に電話して、使用開始日(引越し当日)の連絡をしていました。
息子の居住地域の場合は
- 電気:口座引落
- 水道:口座引落(楽天銀行の指定が不可の地域だったのでゆうちょ銀行に)
- ガス:クレジット払い
という支払い方法でしたが、契約月だけは各支払い方法の手続きが間に合わないことがあるので、そのときには振込用紙にてコンビニで支払いをしてほしいとの依頼がありました。
(居住地域によっては、全て「クレジット払い可能」な地域もあります)
この3つの中で、気を付けないといけないのが「ガス」です。
ガスは立ち会いが必要な場合があるので、開栓立ち会いの予約時間には注意してくださいね。
例えば、引越し当日の朝10時に予約すると、自分がアパートに到着していないと思いますので。
アパートの鍵を自分で賃貸会社に取りに行く必要があったので、引越し当日の朝、営業時間「朝10時」に賃貸会社へ行ったのですが、鍵を借りる前に「30分ほど説明」がありました。
ガスの立ち会い時間を「11時」で予約していたのですが、賃貸会社からアパートまで「車で30分ほど」かかり、さらに途中で渋滞に巻き込まれてしまったので、ガスの立ち会い予約時間に10分ほど遅れてしまいました。
(アパートに向かう車中でガス会社の方に遅れる旨を電話して、お詫びしました)
もう一点、うちの息子だけだと思いますが、使用開始手続きを電話で行ったため、口座引落となった電気の銀行口座をゆうちょ銀行にしたか、楽天銀行にしたか忘れてしまったようで(汗)
「多分ゆうちょ銀行だと思うけど、引き落とされればわかる」
と言って余裕を見せていましたが、電気・水道・ガスの契約をされる時には、引き落とし口座を控えておくことをオススメします(^_^;)
引越し後に行った手続き
アパートに引越した後に行った各種手続きについてご紹介します。
1.引越し当日すぐに行った手続き
アパートに引越した当日に行った手続きは以下の3つです。
- ガスの開栓手続きの立ち会いと契約書類の記入
- 電気の契約はがき記入とポスト投函
- 水道の契約はがき記入とポスト投函
ガスは、アパートについてすぐに立会いをしたので、すぐに手続きが終わり、アパートに置いてあった電気と水道の契約はがきの記入は、お昼の休憩時間中に終わらせ、近くのポストへ投函しました。
この時、三文判が必要となりましたので、引越し当日は印鑑もお忘れなく。
2.引越し後、数日以内(平日)に行った手続き
引越し先で当日ではないですが、引越し後、数日以内に行った手続きは、
- 転入届の提出(市役所)
- 運転免許証の住所変更(警察署)
の2点です。
【転入届】
息子の場合は、マイナンバーカードを持っていたので、転入届の手続きは、
「マイナンバーカードを出すだけで、簡単に終わって楽だった」
と言っていました。
【運転免許証の住所変更】
息子の場合は、マイナンバーカードを持っていたので、運転免許証の住所変更も
「マイナンバーカードを出すだけで、簡単に終わって楽だった」
と言っていました。
お子さんの引越し手続きを楽にするためにも、マイナンバーカードは学生時代に作っておくことをオススメします。
夫の会社で行う手続き
扶養家族だった息子が社会人になるということは、夫の扶養から外れることになるので、
以下の手続きが必要となりました。
- 4月1日の入社日が来たらすぐに保険証の返還
- 息子の内定通知書(入社日がわかるもの)のコピー
- 被扶養者(異動)届の提出
- 社員名簿変更届の提出
会社によって提出書類は異なるかもしれませんので、もしお子さんが親の扶養から外れる際には、お勤め先にご確認をお願い致します。
保険証は3月31日までは利用可能なので、4月1日になったら実家へ郵送してもらうよう、息子に「切手を貼って宛先(実家)も記入した封筒」を渡しておきました。
内定通知書は、今どきはメールにPDFデータで送られてくるので、自宅のプリンターで印刷をし、準備しました。
時代ですね~(@_@;)
余談ですが、今年は息子の扶養控除がなくなるので、税金が上がりますよね~
ショック(泣)
学生時代にマイナンバーカード等を作っておくと引越し手続きが便利になる!
今回、息子が引越し手続きをした際に感じたのは、
「マイナンバーカードを作っておいて、本当に良かった~!」
ということ。
もし、マイナンバーカードを作っていなければ、手数料がかかったり、記入書類が増えたりするので、手間と時間が余分にかかり、なれない一人暮らしにさらに負荷がかかるところでした。
息子自身も
「マイナンバーカードが作ってあったから、手続きが楽になってホント助かったわ!」
と私にお礼を言ってきました。(笑)
これから初めて実家を出て引越しされる予定の方は、いろいろな引越し手続きがあるのでうんざりするかもしれませんが、息子のように、
- マイナンバーカード
- 銀行口座
- クレジットカード
があると引越し手続きが多少は楽になりますので、もしまだ作っていないのであれば、学生時代に作っておくことをオススメします。
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この記事がこれから初めて引越し手続きをされる方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
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【新社会人として一人暮らしを開始した年の関連記事】
▼3月中旬、初めての一人暮らし用に購入・準備したものの一覧をご紹介した記事
⇒「新社会人の息子が社宅へ引越し!一人暮らしに必要なものなどをご紹介!」
▼3月の引越し前後に行った役所の手続きなどについてご紹介した記事
⇒「新社会人の引越し手続き!息子が学生時代と引越し前後に行ったこと!」
▼3月の社宅(家具家電あり)引越後に追加購入したキッチン下収納のご紹介記事
⇒「一人暮らしの息子用に購入!小さなキッチンシンク下にピッタリな収納用品!」
▼7月末の新人研修終了後、急な実家への引越しに慌てた時の記事
⇒「予定外の息子の帰宅に大慌て!猛暑日の引越しの辛さと夫婦二人暮らしの気楽さを改めて知る」
▼8月末の新しい社宅(家具家電なし)の選び方に関する記事①
⇒「一人暮らしのアパート内見時に気を付けたこととは?【今年3度目の引越し|アパート探し】」
▼8月末の新しい社宅(家具家電なし)への引越し当日の段取りなどに関する記事②
⇒「初めての一人暮らしは引越し当日の段取りに要注意!家具家電購入時の注意点もご紹介」
▼8月末の新しい社宅(家具家電なし)用に追加購入したキッチン用品収納のご紹介記事③
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