出窓のメリットとデメリット!リビングに設置して私が後悔している2点とは?

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家を建てる時に、出窓のあるリビングに憧れることはありませんか?

我が家も家を建てた当時は出窓が流行っていた時期だったので、何の疑問も持たずに出窓ありの間取りを選択。

確かにリビングに光が多く差し込むので、部屋の中は明るくなり、植物を置くことなどができるので、おしゃれ感もありました。

ただ、実際に暮らしてみるとメリットばかりではなくデメリットもあったので、出窓を設置するかどうか悩んでいる方の参考になればと思い、我が家の実体験をご紹介していきます。

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目次

出窓をリビングにつけたメリット

我が家が家を建てた時期は、リビングに出窓のある間取りが流行っていたので、私自身も憧れがあり、出窓を採用しました。

ただ、実際に長年暮らしてみるとメリット・デメリットの両方が見えてきたので、まずはメリットからご紹介していきます。

1)部屋が広く見え、リビングが明るい

我が家は東側にリビングのある間取りで、その東面に出窓が設置されています。

暮らし始めた頃は出窓が流行っていた時期で、窓に奥行きができるので、部屋が広くみえ、おしゃれ感もあり、

ころゆり

本当に設置して良かった!

と私一人、心の中で大喜びしていました。

また、出窓が東側にあるため、朝のうちは直接太陽の光が出窓に入り、部屋の中が更に明るくなるので、気持ちも晴れやかになります。

出窓 側面 南W480 文字入り
記事内 出窓 引き違い窓 W480文字入り

2)出窓の使い方で、部屋の雰囲気を変えることができる

我が家の出窓は、お昼前には太陽が南側に移動して直射日光は入らなくなります。

それでも出窓全体はまだ明るいため、お花や観葉植物にとっては太陽光が当たりすぎない快適な場所となり、観葉植物を飾って、グリーンのある空間も楽しめます。

記事内 出窓 窓辺の植物W480

また、子供が小さい頃は、出窓を子どもコーナーにし、絵本置き場として利用したり、学校から持ち帰った工作などの作品展示場所として出窓を活用。

作品を並べていた頃は子供も自分の作品が飾ってもらえるので、とても嬉しそうにしていました。

出窓をリビングにつけたデメリット

家を建ててしばらくは出窓に大変満足していた私ですが、最近、出窓をつけたことに後悔する時も出てくるようになりました。

1)出窓にシャッターがないため台風時が不安

我が家の出窓にはシャッターがついていないのですが、ここ数年、台風や竜巻などの規模が大きくなってきて、甚大な被害が相次いでいるため、災害時のことがとても心配になってきました。

いつも、台風が直撃する予想が出た場合、停電の経験があるので、万が一停電になっても困らないように

  • 前もってカレーなどを保温調理鍋で作る
  • トイレの水として利用できるようにお風呂に水をためる
  • 飲料水や懐中電灯の電池確認等をする

などの準備をするのですが、その時に防災グッズを置いたり、家族が集って台風のニュースなどを見ている部屋は、やはりリビングです。

そのリビングにシャッターのない出窓があるため、もし家族が集っている時に出窓が割れたら

ガラスが割れるのはもちろんですが、台風の風が出窓から一気に入ってきて次に外に出ようとして屋根を吹き飛ばして家族全員が大怪我をする可能性

もあります。

実際に、台風が直撃した地方で、あまりにも風が強いので様子を見ようと玄関を少し開けたところ、一気に風が家の中に入り、一瞬で屋根が吹き飛んだ家もあったと過去にネットニュースで読みました。

また、以前テレビで、台風時を想定して、

窓ガラスに向かって濡れた雑誌やスリッパが飛んでくると、窓ガラスはどういう状態になるのか。

という実験をしていたのですが、野球ボールが飛んできて窓ガラスを割ってしまう時のように、いとも簡単に窓ガラスが割れていたので、とても恐怖を感じました。

我が家は出窓にシャッターがないので、

ころゆり

出窓ではなく、普通の腰高窓にして雨戸やシャッターを付けておけばよかったかも…。

と後悔の念が。

雨戸やシャッターのない窓の台風時対策を調べたところ、窓ガラス飛散防止のために、

  • 養生テープを貼る方法
  • 飛散防止フィルムを貼る方法

を見つけました。

我が家は地震対策として、既に飛散防止フィルムを貼っていたので、大型台風が来るとわかったときは、シャッターのない出窓に養生テープを貼る方法をプラスしました。

シャッターのない出窓の防災対策をご紹介した記事はこちら▼

参考記事>>「台風対策!出窓にシャッターがない我が家の一時的な対処法2つ!地震・暑さ対策にも!」

2)出窓に真夏の太陽光が入ると、部屋の温度が高くなる

もう一つ後悔し始めたこととして、夏の暑さが増すということが挙げられます。

以前はあまり気にならなかったのですが、最近の夏は35度以上の気温になることが多く、夏場の暑い日は出窓があると太陽光が部屋によく入るため、レースのカーテンだけでは暑さを防ぐことが出来ません。

今年の夏は特に暑く感じたため、結局は出窓部分から太陽光が入らないようにするために、窓の外から「よしず」を取り付けて部屋の中に入る光の量を減らしました。

記事内 出窓 引き違い窓 W800文字入り

また、「よしず」をつけていてもかなり暑かったため、出窓に植物を置くことをやめて、カーテンも1日中締め切り、出窓が家の中からも外からも全く見えない状態に。

あまりに暑かった今年の夏は我が家にとっては、

  • 光が入って部屋が明るくなるという出窓のメリット
  • 逆に暑い時期の日差しが入り過ぎて部屋が暑くなってしまうというデメリット

に変わってしまいました。

他にもよく言われる出窓のデメリットとして、

  • 冬場の結露の多さ
  • 出窓の屋根の雨音がうるさく感じる

などと言われますが、我が家の場合は、

  • 出窓の近くに室内換気扇がある
  • 2重ガラスになっている

ためか、それほど結露が気になることはなく、また、雨音がうるさいと感じたことも今の所ありません。

これから、間取りを考える方で出窓をつけようか迷っているあなたへ。

住んでいる地域の季節の状態を考え、我が家のように暑さが厳しい地方の場合は、出窓を付けると部屋の中に太陽光が入りすぎて暑くなるため、普通の腰高窓の方が適している地域もあります。

ただ見た目のおしゃれ感だけで設置を決めると、我が家のように後悔する日がやってきますので、ご家族でよく話し合い、満足のいく家造りにしてくださいね。

余談:カーテン屋さんが教えてくれたレースカーテンの選び方

出窓用のレースカーテンのデザインなどを決める際、出窓が道路側に面している場合

  • 外から中が見えても気にしない家庭
  • 外から中が見えないようにしたい家庭

に分かれるかと思います。

私はなるべく外から見えないレースカーテンを希望しましたが、カーテン屋さんに教えて頂いたレースの選び方は、

すべての窓に言えることですが、外から家の中が見えないようにしたい場合でも完全なミラーレースにしてしまうと圧迫感ができてしまいます。

半分程度外の状態が見えるタイプを選んだほうが、部屋にいる時の居心地は快適になりますよ。

とのことでした。

確かに外が見えない厚手のカーテンを締める夜と、外の景色が多少でも見える昼間の状態では、部屋の中にいる時の開放感が異なり、外の景色が透けて見えるときのほうが居心地はよく感じます。

これからカーテンを選ばれる方は、よければ参考にしてくださいね。

出窓の設置は「メリット・デメリット」を確認してから

出窓があると確かに部屋の雰囲気も変わり、装飾次第で十人十色の素敵な空間に生まれ変わりますよね。

実際に生活して感じた我が家の出窓のメリットとしては

  • 部屋が広く見え、リビングが明るくなる
  • 出窓の使い方で、部屋の雰囲気を変えることができる

が挙げられますが、同時にデメリットとして

  • 我が家の出窓はシャッターがないため台風時が不安
  • 出窓に真夏の太陽光が入ると、部屋の温度が高くなる

ということも感じました。

今はシャッターの付いた出窓も選ぶことができますし、後付けのシャッター(結構高いですが)もあるので、あなたがまだこれから間取りを決める状態であれば、ご家族(メインは奥様かな?)とメリット・デメリットについてよく話し合い、家族の安全を守る家を建ててくださいね。

ちなみに長年出窓のある生活をしてきた今の私なら、出窓はなしにして腰高窓を選ぶかも(*^^*)

この記事が、少しでも出窓をつけようかどうか迷っている方にとってお役に立てれば幸いです。

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