キッチンの横にパントリーがある間取りはよく見かけますよね。
私も家を建てる時に、
と思ったのですが最終的には、パントリーをやめて、その場所を家事室にしました。
結果として、パントリーを家事室にして大正解!
私にとっては毎日使うとても便利な場所になりました。
これから家事室の間取りを考えるなら、ネット上でよく見かける「家事動線」の情報だけで決めると、結果的に使いにくい家事室になる場合もあるので、我が家のように「生活スタイル」にも目を向けると良いですよ♪
この記事では我が家の
- 家事室の場所の決め方
- なぜ業者さんから提案されたパントリーを家事室にしたのか
- 実際、家事室はどのような使い方をしているのか
などを具体的にご紹介していきます。
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洗面所を広くした家事室を選ばなかった理由
家事室というと、洗面所を広くして洗濯が干せるスペースが有る家事室を想像する方が多いかもしれません。
我が家も最初は、洗面所がかなり広く、そこで洗濯を干せる下記のような間取りを提案されました。

家事動線を考えると、キッチンから洗面所・お風呂へと繋がっていれば、料理・洗濯・洗濯干し・洗濯たたみ・お風呂掃除など移動が少なくて済みます。
しかし、私の生活スタイルとは異なっているため、かえって使いにくいと思いました。
なぜ使いにくいと思ったのか。その理由は以下の通りです。
- 洗濯はベランダに干す予定で、雨の日はベランダに繋がっている部屋で室内干しをするつもりだったので、洗面所に室内干しスペースは必要ない
- 洗面所兼家事室にしてしまうと、洗面所とお風呂は繋がっているので誰かがお風呂に入っている時間は家事室として利用できなくなり不便
- 家計簿をつけたり、スキマ時間にパソコン作業や読書ができるスペースとして家事室を利用したかった
- 私にとっての家事室は、主婦のプライベートルームの役割も兼ねると考えていたので、来客時に手を洗って頂く際に、毎回自分のプライベート空間を見せるのは嫌だった
あくまでも我が家の間取りと生活スタイルの場合なので、一概には言えません。
1階や庭で洗濯物を干すご家庭には最適な場所にもなりますし
梅雨の時期に洗面所に洗濯物を干して除湿機をかけておけば、洗濯物を乾かしながら、湿気の多い洗面所や浴室の除湿もできるため、カビの防止にもなる
と思います。
ただ、雨や梅雨時期に一日中洗面所に洗濯物がある状態は、洗面所自体が使いにくくなるかもしれませんが…。
私の場合は、洗濯物を晴れた日に干す場所はベランダがいいと思っていました。
その理由は、
庭に洗濯物を干すということは、干し場所にもよりますが、「郵便屋さん、宅配の方、来客、ご近所の方」など家に来る方に、いつも洗濯物が見えることになり、私はそれが嫌だったから
です。
また、アパートに暮らしている時は、
- 晴れの日 ⇒ ベランダに隣接した部屋に室内物干しを置き、そこで洗濯物をハンガーに掛けたりしてから、ベランダに干す
- 雨や梅雨時期 ⇒ 室内物干しが常にある場所に洗濯物を干す
というスタイルだったため、お風呂の横に「洗濯物干し場」兼「洗面所」兼「家事室」を作っても利用しないと感じたので、やめました。
実際に住み始めてからも、やはりベランダに隣接する部屋に常に室内物干しが置いてあり、雨の日はその部屋に洗濯物を干して、除湿機で乾かしているので、我が家の場合は最初に提案された「洗面所がかなり広く、そこで洗濯を干せそうな間取り」にしなくて正解でした。
キッチン横を家事室にするかパントリーにするか
業者さんから次に提案された間取りでは、キッチンの横に広めのパントリーが書いてありました。
買い物したものを保管する場所としては十分な大きさで、キッチンが雑然としなくて済むのでこれは便利かもしれないと思いました。
特に、
- ご家族の人数が多く料理をたくさん作る必要がある場合
- 親戚など人が多く集まるご家庭の場合
は、多めに買い物をして「買い置き品を保管する場所」や「来客用の食器の保管場所」などが必要となり、パントリーがあると大変便利かと思います。
ところが、よくよく考えてみると、我が家は家を建てる前は2DKのアパート暮らし。
来客が多い家ではないので、
と思い出しました。
また、キッチンに大きめの食器棚を2個購入予定だったため、食材に関する収納場所は十分あると判断。
その為、パントリーではなく、
と業者さんに相談したところ、変更できるとのお返事をいただけたので、最後にパントリーから家事室へ変更しました。
キッチン横を家事室にした我が家の使い心地
実際に、私がキッチンの横にある家事室で行っていることや、置いている物をご紹介します。

- 作り付けの机
(机の下)
A4ファイルがちょうど入る2段のカラーBOXを置いて収納場所を追加し、各自の持ち物やコピー用紙、化粧品などの買い置き品置き場として利用。
(机の上)
パソコン・プリンターが置いてあり、スマホの充電場所も確保。
(机の上の手作り棚)
買い物へ行く時に毎回持っていく「買い物かご」、一時的に保管が必要な「請求書などの書類」、「郵便物の一時保管」等の置き場として利用。
- パソコン・プリンター
デスクトップパソコンを常に置いた状態にできるので、家事の隙間時間にブログ作成や、家計簿付けをしたり、スマホではなくパソコンの大きな画面で調べ物をしたい時にすぐに作業ができ、とても便利。
- 壁面収納棚
趣味の本や家電などの取扱説明書、保険の契約書類、町内会関係の書類他、常備薬、文房具、雑誌、古新聞などを収納。
- コルクボード
カレンダーや各家族の年間予定表、町内の行事案内など、スケジュール関係の書類を押しピンで止め、行事等が終了したら書類を処分。
これだけ収納場所が確保できているので、物の置き場所が足りなくなったことはありません。
ただし、収納場所があるということは、いつの間にか物が増えてしまうことにもなりかねないので不要になったものは処分する意識を忘れず、使いやすい家事室を保てるように気を付けています。
また、リビングに置きっぱなしにして雑然となりがちな「文房具・常備薬・書類・雑誌・古新聞など」をキッチンの横にある家事室に片付けることが出来ているので、我が家にとっては家事室をキッチン横に作って正解でした。
まとめ:家事室の間取りは生活スタイルに合った場所にする
家事室は主婦にとって毎日過ごすことになる大切な場所です。しかし、実際に家事室を作るとなるとどこに作るか迷うことも多いですよね。
今回ご紹介した家事室の場所は、あくまでも我が家の場合です。
家の間取りは、生活スタイルによって本当に人それぞれ変わってきます。
1階で全ての家事を終わらせたい方にとっては、洗面所兼家事室がベストになるかもしれませんし、私のように2階のベランダで洗濯物を干す場合は、キッチン横の家事室がベストになるかもしれません。
これから間取りを決めるのであれば、ぜひあなたの一番使いやすい間取りを見つけて後悔のない家造りをしてくださいね。
この記事が、家事室を作ろうか迷っている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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