紙の本が好きな方は本屋さんを見つけると、つい立ち寄りたくなりませんか?
私もそのうちの一人です。(笑)
話題の新書もつい購入しがちですが、特に中古本を売っているブックオフは読みたかった本がお値打ちに購入できることが多いので、お店に寄ると何かしらの本を買って来てしまい、徐々に本棚がいっぱいに(^_^;)
以前なら本棚を購入しようと考えていたのですが、数年前から断捨離に目覚め、物を増やさないようにしているので、最近は本を減らす方向に考え方を変えました。
本の片付け方法は、
- 資源ごみとして処分する
- 買取をしてもらう
- 人に譲る
などがありますが、そもそも本を購入する前に本の片付けが楽になる方法に変えていこうと思い、昨年から本の種類によってはアマゾンの電子書籍を利用するように。
今でも紙の本を購入する時もありますが、以前ほど本棚から本が溢れることはなくなりました。
まだ電子書籍を利用したことのない方や、電子書籍の有効な利用方法に悩んでいる方に向けて、私が具体的に電子書籍をどの様に活用しているのか、メリット・デメリットを交えながらこの記事でご紹介していきますので、参考になれば幸いです。
本の片付けに電子書籍は有効?
我が家は今、老後に向けて管理するものを減らしている真っ最中です。
片付けをしていく中で、一番苦手としているのが紙類の断捨離。
紙類の中でも、特に紙の本は保管場所を取りますし、いざ片付ける時は重くてかさばるので本当に大変!
以前、宅配買取も経験しましたが、本が増える原因となる「紙の本を家の中に入れること」自体を減らすほうが、本の片付けはラクになりますよね。
※参考記事>>>「ブックオフオンラインの本の宅配買取本音レビュー!低評価は本当?」
(過去記事です)
本が増えたからといって本棚を増やしていくと、部屋が狭くなり、地震が起きたときにはとても危険なので、私の場合は、電子書籍を取り入れるようになりました。
結果として、本の種類によっては電子書籍で十分満足できるものもあり、紙の本が増えるスピードは以前よりも格段に減ったので、私の中では電子書籍の利用は、本の片付けをラクにすることに繋がりました。
具体的に、電子書籍と紙の本をどの様に分けて購入しているのかを次にご紹介していきます。
電子書籍に切り替えた本の種類とメリット
すべての本を電子書籍に切り替えて、本棚自体を家の中からなくし、
- 部屋を広く使える状態にした
- 収納場所が減った分、購入する住宅を小さくして住宅ローンを減らすことに成功した
など、本格的なミニマリストの方もいらっしゃるようですが、紙の本が好きな私にはなかなかそこまで本の断捨離ができません。
そのため、本の種類によって電子書籍を購入するか、紙の本にするかを分けることにしました。
具体的な分け方は
- 電子書籍=雑誌、娯楽用小説など
- 紙の本=参考書として利用したい本など
となります。
電子書籍の大きなメリットは
- 本の保管場所が不要になる
- 資源ごみに出す手間がなくなる
- スマホやパソコン、タブレット、専用端末(アマゾンのKindleや楽天のkoboなど)等、いろいろな端末で読書ができる
- 重たい本を持ち歩かなくても、スマホなどで手軽に読書ができる
- 漢字の意味や読みなどを利用端末上ですぐに確認できる
という点が挙げられます。
特に、電子書籍に切り替えた「雑誌、娯楽用小説」は、一度見たら捨ててしまうことがよくあったので、「重たい本を紐で縛って資源ごみの日に出す」という本の片付け自体をする必要がなくなり、とてもラクになりました。
参考書として利用したい本に関しては、付箋を貼ってメモを残すことが多々あるため、目で見てすぐに付箋の場所がわかる紙の本として購入したほうが利用がしやすいので、あえて紙の本を購入しています。
尚、電子書籍を利用し始めて感じたデメリットもあったので、次に紹介していきます。
電子書籍に変えるデメリット
電子書籍は、「保管場所も不要・片付けも不要」となるのでとても便利な反面、デメリットと感じた部分もありました。
それは、
- 中古本よりも価格が高いことが多い
- 本を人に貸すことが出来ない
- 本を買取に出せない
- 端末を変えて読まないと読みにくい本もある
- データを読み込む権利を得ただけの状態になる
- 電子書籍販売会社の会員登録継続が必要
- 電子書籍の会社が倒産した場合は、読むことができなくなる
などが挙げられます。
これまで中古本を購入することが多かった人にとっては、電子書籍は定価販売が多いので、価格が高く感じるかも。(^_^;)
ただ、アマゾンプライム無料体験やKindle Unlimited無料体験中は、希望の本が掲載されていれば0円で読むこともできますし、セールもあります。
(毎月のように電子書籍を沢山購入する方は、会員継続されたほうが断然お得なシステムになっています)
紙の本と違い、電子書籍は中古本として売ることが出来ないので、あとから収入を得ることはできません。
また、電子書籍の会社は複数あり、漫画が豊富な会社、ビジネス書が豊富な会社など、それぞれ取り扱う本の種類にも特徴があります。
私はアマゾンの電子書籍のみで満足していますが、自分の読みたい種類の本が複数の会社にまたがっているときは、それぞれの会社で会員登録が必要になり、アプリも複数入れることになります。
(U-NEXTなどの動画配信サービスアプリと同じ状態です)
電子書籍を利用するメリット・デメリットは、人によって異なりますよね。
そのため、
「自分にとって電子書籍の利用はメリットが多くなるのかどうか」
を確認してから、電子書籍の購入を始めてくださいね♪
実際に私が電子書籍用に利用している端末のご紹介と使い方も次にご紹介します。
実際に電子書籍用に利用している端末と特徴
私はアマゾンの電子書籍を利用しているのですが、読むために利用している端末は
- iPhone
- iPad
- Kindle(他上位モデルあり)
の3つ。
電子書籍用に改めて購入したのは、アマゾンのKindleのみで、ほかのiPhoneとiPadはもともと持っていた端末です。
これから電子書籍を利用してみたい方は、わざわざ端末を購入するのではなく、自宅にある端末(パソコンもOK)で無料お試しを体験してみてくださいね!
私がアマゾンの電子書籍利用の際に使っている各端末の主な特徴をご紹介します。
- ◯:外出先で急に待ち時間ができた時に読書可能
- ◯:Kindleアプリが使いやすい
- ◯:カラー本はカラーで表示になる
- △:アマゾンアプリからKindle本の購入は不可。
(ネットのアマゾンページからはKindle本の購入が可能。) - ✕:マンガ・大型本・図解等のある本には不向き
- ✕:LINEなどの通知をONにしていると読書に集中できない
- ✕:目が疲れやすく、画面に光が反射する
- ◯:画面が大きくて読みやすい(雑誌・大型本・カラー本)
- ◯:Kindleアプリが使いやすい
- ◯:カラー本はカラーで表示になる
- △:アマゾンアプリからKindle本の購入は不可。
(ネットのアマゾンページからはKindle本の購入が可能。) - ✕:手で持って読むには、端末が重い
- ✕:LINEなどの通知をONにしていると読書に集中できない
- ✕:目が疲れやすく、画面に光が反射する
- ◯:端末から直接Kindle本の購入・ダウンロードができる
- ◯:通知アプリがないので読書に集中できる
- ◯:ライトが目に優しく、長く読書しても疲れにくい
- ◯:バッテリーが長持ちする
- ◯:スマホ画面ほど光の反射がほぼない
- ✕:モノクロ表示のみ
- ✕:小説などには問題ないが、漫画を読みたい人にとっては解像度が167ppiと低いのでKindle上位ランク(※)の方が良い
(※上位モデルのKindle Paperwhiteは300ppiの高解像度ディスプレイなので、漫画などの小さな文字も読みやすい)
となっていて、文字の大きさや明るさなどはそれぞれの端末で調節可能。
これまでアマゾンの電子書籍を利用してきましたが、デメリットよりもメリットの方が多かったです。
⇒Kindleを見てみる
⇒上位モデルのKindle Paperwhiteを見てみる
例えばアマゾンのKindle本の場合、
- 定期的に本のセールが実施される
(中古本のように100円などの低価格にはなりませんが、半額になることも) - 「アマゾンプライム会員登録者」や「Kindle Unlimited登録者」の場合、時期によっては無料または低価格で複数の本を読むことができる
という特徴があります。
出典元:Amazonより
特に、Kindle Unlimitedの会員の場合、無料体験後は月額980円かかりますが、1冊980円以上の本を1ヶ月に1度以上読むのであれば、確実にお得になります。
- アマゾンプライム会員:商品の送料無料、音楽・ビデオ・本の一部が無料など
- Kindle Unlimited会員:月額980円で多くの本が読み放題
となりますが、それぞれの詳細は下記の無料体験ページをご覧ください。
(本の種類等は定期的に変更されます)
どちらも30日間無料体験期間があり、解約もスムーズにできるので(過去に経験済み)、一度無料で試してみてから、電子書籍を購入するかどうかを決めるといいですよ(*^^*)
※月額980円で多くの本が読み放題になるKindle Unlimited会員
⇒Kindle Unlimited30日間無料体験はこちら
※月額500円で送料無料や音楽・ビデオ・本の一部が無料になるプライム会員(年間4,900円)
⇒アマゾンプライム30日間無料体験はこちら
本の片付けには電子書籍の利用も有効!
本の片付けがラクになると気が付いて活用し始めたアマゾンの電子書籍。
私の場合は既にアマゾン会員だったので、新たに会員登録をする手間もなくアマゾンの電子書籍(Kindle本)を利用することができ、
- 紙の本の保管場所を減らす
- 資源ごみとして本を片付ける手間を減らす
ことができました。
これから電子書籍を初めて利用してみようと考えている方は、既に電子書籍取り扱い会社の会員(楽天会員やアマゾン会員など)になっていれば、スムーズに購入までできますが、完全に会員登録から始めることになると面倒に感じるかもしれませんね。
そんな時は、
紙の本は好き!でも物理的に家の中の本を片付けてスッキリしたい!
と考えるのか、
物理的に本が片付いても、会員登録の数やアプリの数が増える方が面倒!
と考えるのか。
私の場合は、家の中の物を減らしたい気持ちが強いので、電子書籍を活用しながら、紙の本も利用していく方法を選びました。
本の片付けのゴール地点をどのような状態にしたいのか、あなたの心の声に耳を傾けて選んでくださいね(*^^*)