老前整理は早めに始めよう!40代で終えたこととこれから始めたいこと

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先日、「老前整理のセオリー」という本を読みました。

題名を見ると、70代以降の方向けの本に感じましたが、実際に読んでみると、

もっと若い年代の人が内容を知って行動しておかないと本当に老後に大変な思いをすることになる

ということが具体的に書かれていて、私にとっては本当に勉強になる内容でした。

これまでは

  • 数年後の夫の定年までに色々と物を片付けよう

という「自分の立場から見た片付け」をしてきましたが、

  • 両親の年齢や夫の年齢に合わせる

という考えで片付けを行う必要があることが判明。

ただ、頭では理解できますが「相続やお墓、終の棲家のこと」など、いざ行動するとなるととても難しく感じるものも多く、まだまだ我が家にとっては課題が山積みです。

今回、「老前整理」という言葉を改めて学び、なぜ早めに取り組むべきと感じたのか、また、年の差婚の我が家がこれまでに終えたこととこれから行うべきことなどを備忘録としてこの記事に残します。

「老前整理のセオリー」

目次

老前整理の意味と片付けの順番とは?

圧縮 本

少し前に読んだ「老前整理のセオリー」という本の中に、

「老前整理」というのは、「老」いる「前」にものを「整理」する

と書かれていました。

また、片付けには最適な順番があり、

  • 実家の片付け
  • 自分の身の回りの片付け
  • 定年後の計画を立てる

の順に行うと効果的であることが具体例を上げて書かれていました。

なぜ実家を最初に片付けるのか疑問だったのですが、

  • 男性が片付けに主体的に参加しようと考えることができるように
  • 高齢の親安全な家で生活を送ることができるように

あえてこの順番で書かれたそうです。

これは、著者の坂岡洋子さんがビジネスマン向けの雑誌等からよく取材を受けるようになり、その特集が全て「実家の片付け」という特集だったことがきっかけになったとのこと。

著者が開催される老前整理セミナーでも、

「家の片付けは妻の仕事」

という思いが強い男性が多く、妻だけでは難しい片付けも、男性の実家の片付けを例に取り上げると

「仕事上でのマネジメント対策」=「実家の片付け」

という思考に変わり、男性が主体的に片付けに参加される率が上がるそうです。

具体的な高齢の親への声掛け方法や詳細は長くなるため割愛しますが、要約すると

  • 実家の片付けを通じて、老後のリアリティを知る
  • そして「このままでは自分もまずい」と実感することができる

ため、

将来やってくる危機的状況を男性も自分ごととして捉えることができるようになるから

とのこと。

改めて文字で見ると、確かにそのとおりですね。

40代の今、将来のリスクや実家の片付けの具体例を知ることが出来たので、とても勉強になりましたが、今の私にとっては実家の片付けはとても難しい問題と感じました。(T_T)

老前整理が未完成な実家の現状

圧縮 老後の夫婦と家

私の両親は70代なのですが、「老前整理のセオリー」の本に書かれていた通りの「もったいない」世代。

「いつか使うかも、まだ使える」という思いが強く、不要なものでもなかなか捨てることができません。
(私も以前は同じだったので、気持ちはわかりますが…。)

母は「50代の頃にある程度断捨離をした」と言っていましたが、実家に行くとまだまだ多くの物が置いてあります。

  • 夫婦二人には多すぎる食器
  • 使っていない高価なカメラ
  • サラリーマン時代のスーツ
  • 趣味で始めた登山道具
  • たくさんの収納家具
  • 昔飼っていた犬小屋の一部
  • 手入れが難しくなってきた庭木
  • 子供が小さいときの思い出のもの

など、パッと目につくだけでもこれだけあります。

もし、現状のまま親が年老いていった場合、明らかに家の中は危険な場所だらけになってしまいます。

昔の家なので作り付けのクローゼットがなく、壁には洋服ダンスや引き出し、本棚などいろいろな家具が各部屋に並んでいます。

最近になって母親が言った言葉、

「もっと早くに片付けをしておけばよかった…。」

70代になって体力や気力がさらに衰えてきたため、一層強く思うようになったそうです。

実家の片付けは、そのままにしておくといずれは子供である私自身も大変な思いをすることが目に見えていますよね。

「いつでも手伝うよ。」

と声掛けはしているのですが、なかなか現実は厳しいです。

親が安心して生活できるように、もっと物を減らして安全な実家に変えていきたいとは思うものの、

  • 捨てることに抵抗がある親の説得が必要
  • 実家が近所ではない

という状況もあり、実家の片付けに最初に取り組むのはかなりの難関(泣)

坂岡洋子さんの著書「老前整理のセオリー」の順番とは異なりますが、先に「自分の家の片付け」をしつつ、実家に行く度に、諦めず声掛けしようと思っています。

夫の年齢を基準にして40代の私が終えた老前整理

カップ沢山W480

夫が定年を迎える前に、

  • 「家の中の不要品を処分したい」
  • 「老後に管理するものを減らしたい」
  • 「物の管理と家事をラクにしていきたい」

と始めた片付け。

私が本格的に物の片付けを開始したのは、息子が高校を卒業した年から。

これまでに片付けてきた主な場所やものは

  • 子供用品や本
  • 複数の家具
  • 小屋裏や倉庫
  • キッチンや食器棚
  • 洗面所の収納棚
  • 階段下の物置
  • クローゼットの一部
  • 1階和室
    (通販品の仮置場状態でした(^_^;))
  • 休眠口座
  • 取扱説明書や古い書類
  • DVDやパソコン・スマホ
  • 車を2台から1台に

など他にも色々とあるのですが、まずは目に見える「物」で不要と判断できたものから。

この頃は、まだ「老前整理」という言葉を知らず、「断捨離」として行動していました。

今思えば、「老前整理」の始まりでしたね。

具体的に処分してきたものを全て書きだすと長文になってしまうため、別記事でご紹介しているものもありますので、これから片付けを始めたい方、お時間のある方はお読みいただけると嬉しいです♪

※参考記事>>>「40代後半からの老前整理!シンプルライフを目指して、片付け開始!」

※参考記事>>>「使っていない銀行口座(休眠口座)を解約!定年前にお金の管理をラクにする!」

※参考記事>>>「定年準備で車を売却!一括査定のカーセンサーで10年乗った軽が売れた!」

片付け 鍋置き場 今W480HP入

私がこれまで片付けをした場所の中で、キッチンの片付けに関しては

  • 手の届かない場所や使いにくい場所には物を置かない
  • コンロ下引き出しと食器棚にラックを購入

上記2つを実践したことで、毎日の調理器具や食器の出し入れが一度でできるようになり、かなりのストレス軽減に!

下記記事でも具体的な片付けや使用例を写真付きでご紹介しています。

※参考記事>>>「【キッチン片付け】戸棚やシンク下の不要品を処分!出し入れしやすい収納に!」

※参考記事>>>「フライパン収納!仕切りラックで出し入れが簡単に!【キッチン片付け】」

※参考記事>>>「食器収納にディッシュラック購入!出し入れが簡単便利に!【食器棚の片付け】」

これまで実際に物の処分をして気が付いたのが、

片付けは、想像以上に体力と気力が必要になる

ということ。

夫が定年前のまだ元気で気力のあるうちに、大きいものや重たいもの、捨てることが億劫に感じるものをある程度処分できたので、40代で片付けを始めて本当に良かったと思っていますが、我が家の老前整理はまだ始まったばかり。

今後さらに片付けていきたいものなどを備忘録として残します。

数年後の夫の定年までに行いたい老前整理

夫の定年までに行いたい老前整理として「実家を安全な状態に変えていきたい」のはもちろんですが、私にとってはハードルが高すぎるので、まずはすぐに取り掛かることができる「自宅の片付け」から。

現状でやり残していることは、

  • 家を建てたときの書類の整理
    (当時のままになってます~(泣))
  • 給与明細と給与振込口座の通帳の整理
    (なぜか捨てられないです…)
  • 紙とデジタル写真の整理
    (これは年内になんとか終えたい)
  • デジタルビデオをDVD保存に変えたい
    (変換用コード購入しました!)
  • 年賀状の整理
    (友人はLINEで挨拶が増えてます)
  • 人間関係の整理
    (連絡をとっていない人は消そうかな…)
  • ブログ関係の書類やデータの整理
    (特に画像が増えてます(汗))
  • 金融機関の絞り込み
    (もう少し減らしたい)
  • 家事室をもっと快適空間に変えたい
  • クローゼット断捨離を完成させたい

など、まだまだ片付けたいものや場所が沢山!(^_^;)

ゴールはかなり先となりそうですが、諦めることなく頑張って進めて行きます。

余談:年の差婚の老前整理の悩みと対策

圧縮 年の差婚

年の差婚のご家庭は、夫が定年間近でも自分自身は30代40代のため、まだ老前整理について考えていないかもしれません。

また、我が家のように将来設計を考えず「なんとかなる主義」の夫を年上に持っているご家庭は、年下の自分がセカンドライフや定年前後についての情報収集や対策をしなければならないため、苦労の連続ではないでしょうか。(^_^;) 
(スミマセン…。心の声が~)

私の場合、周りの友人はご主人との年齢が近く、教育費が終わってから定年までにまだ時間があるため、老後に対する考え方が全く異なっており、少し寂しい思いをする時もあります。

ただ、

周りと同じ様に年齢の若い自分を基準にして人生設計を考えてしまうと、金銭面でも片付けの面でも本当に大変な思いをする

ということに気が付いたので、40代前後から夫の年齢を基準にして将来のことを考えるようになりました。

そのため、Twitterやブログなどで定年前後の方の体験談等を知ることができ、本当に助かっています。

もし、私と同じ様に年の差婚で夫が楽観的すぎるご家庭(失礼m(_ _)m)は、本などで定年前後にやるべきことなどを自分で学びつつ、定年前後の方のブログなどで現実を教えていただくと、かなり勉強になるのでオススメです。

老後の知識を得ることによって、将来に対する不安が少しずつ減っていきますよ♪

老前整理は早めに!特に年の差婚の家庭は気を付けよう!

老前整理は夫婦が共に気力体力のある内に開始し、いつかやって来るセカンドライフをラクに快適に過ごせるよう、コツコツ進めていけると良いですよね。

坂岡洋子さんの著書「老前整理のセオリー」に書かれている通り、

「実家の片付け」を始めに行えば、親の家が安全な状態に生まれ変わり、離れて暮らしていても安心して見守ることが出来そう

とは思いましたが、我が家にとってはまだかなり難しい問題と感じました。

実家に行く度に声掛けをしつつ、自宅の片付けも進めていき、試行錯誤しながら「老前整理」を行って、親子の負担がお互い軽くなるようにしていきたいですね。

私のように

  • 年上の夫を基準にして人生設計を立てる必要に迫られているけど、自分ではどうしていいのかまだわからない方
  • ご両親が70代以降の方
  • ご主人が定年前後の方

などが読まれると具体的な事例や実家の片付け対策・声掛け方法なども書かれているのでとても参考になる本だと思います。

気になった方はおそらく図書館にもあるかと思いますので、一度読んでみてくださいね。

今回の記事が片付けに悩んでいる方にとって、少しでもお役に立つことができれば幸いです。

\今回刺激を受けた本はこちら/
「老前整理のセオリー」

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