世間では老後のために趣味を持つと良いと言われていますが、あなたはどの様な趣味を持っていますか?
- 老後は年金暮らしだから趣味にお金を使えない
- 趣味と言っても何をしたらいいのかわからない
- 老後も夫婦円満に役立つ趣味はなに?
など、色々な方がいらっしゃるかと思います。
老後の趣味として挙げられているものを書き出してみると、ガーデニング、家庭菜園、旅行、登山、映画鑑賞、カラオケ、料理、写真、ゴルフ、釣り、水泳、ゲートボール、俳句、囲碁、温泉巡り、ウォーキング、ジョギング、社交ダンス、ピアノ、読書、英会話、生け花、スポーツ観戦、サイクリング、神社仏閣巡り、ブログ運営、YouTuberなど、結構色々出てきます。
趣味はお金がかかるイメージですが、スポーツなどの身体を動かす趣味を選べば、健康増進となり、健康寿命と言われる75歳以上の医療費を抑えることにも繋がりますよね。
この記事では、我が家の老後の趣味についてご紹介するとともに、お金の工面をどのようにしているのかなどもお伝えしていきます。
老後の趣味を何にしようか悩んでいる方や、今若い方で、60歳以降ってどんな暮らしなんだろうと思っているご家庭の参考になれば幸いです。
健康寿命を考えた老後の趣味
我が家は田舎とはいうものの、比較的高速道路などの整備が進んでいる中部地方で暮らしていることもあり、夜中や早朝に出発すれば、ある程度の観光地へ日帰り旅行に行くことができます。
2024年の旅行は、神社仏閣巡りが多くなり、32カ所以上を参拝しました。
(1ヶ所に五社あった場所もあり、数が多くなってます)
※趣味の旅行ブログ⇒「キマタビ」はこちら
(今年行った場所の記事はまだ書いていないものが多いです 汗)
パワースポットを巡る参拝動画が大人気!
YouTuber
「パワースポット一人旅」さんの本
あまり旅行されない方からすると、「かなり旅行に行ってる!」と驚かれるかもしれませんが、再雇用で減収となったので、あまりお金をかけないよう、
- 朝食は車の中でパンやおにぎり
- 夕食は帰りの高速SA又は地元のお値打ち店舗
- 1泊2日の時は、夕食と入浴を自宅で済ませてから出発し、現地近くの道の駅などで車中泊
(真夏や真冬時のみホテル)
など、我慢するところは我慢して、現地で使えるお金を増やすよう工夫もしています。
最近老後暮らしの方の動画や記事などを今後の生活のために参考にしようと見ているのですが、結構多くの方が口をそろえて、
60~70歳の健康なうちに、もっと旅行や思い出作りなど、自分のやりたいことをやっておけばよかった
と仰っています。
老後資金が足りないので老後のために働き続け、節約ばかりしていたら、病気になってしまい、結局身体が言うことをきかない年齢になり、非常に後悔している高齢者が、思いのほか多くいらっしゃるようです。
我が家も老後資金は全く足りていませんが、再雇用として働き続けることにより、老後資金として必要と言われている金額を補っている状態です。
以前、確かラジオで聞いたような気がするのですが、とある日本人の方が外国人の方に
- なぜ日本人は今健康になることのためにお金を使わないの?
- なぜ病気になった後のために多額のお金を残したり使ったりするの?
と言われて、とても驚いたという話を耳にしました。
私も、この話を聞いた時に、
なるほど!確かにそうだわ!
と納得。
「今健康になることのために」とは、まさに
- 身体を動かして筋肉を鍛える
- 体力を付ける
- 健康的な食事を取り入れる
などを実践継続することですよね。
毎日運動ができる強い意志をお持ちの方は問題ありませんが、ついつい家にこもりがちで、運動不足になっている方も多いのではないでしょうか。
老後の趣味として、水泳やジョギングなどの本格的なスポーツを取り入れるのも良いですが、少しハードルが高く感じるため、ウォーキングや登山、歩きの多い旅行など、気軽に取り組める運動を趣味とすることで、自然と健康増進につながります。
減収となる老後の旅行は諦めるしかないかと思っていた時期もありましたが、この話を知った時に、身体を動かさず、不健康となって将来「医者通い」で高い医療費を払うよりは、
健康増進につながる趣味の旅行にお金を使う方が、よっぽど健全なお金の使い方だわ。
と、我が家の趣味は老後のお金の使い方として理にかなっていると感じました。
(都合の良い受け取り方かな 笑)
特に我が家は夫と年が離れていることもあり、ドライブ好きな夫が運転ができるうちに、可能な範囲で健康増進も兼ねた「歩くことが多い旅行」に出かけています。
あなたのご家庭でも、「スポーツの様に身体を動かす趣味」も取り入れてみませんか?
趣味の旅行を老後も継続するために行ってきたこと
老後に身体を動かす趣味を取り入れると言われても、本当に先立つものがないと思われるご家庭もあるかと思います。
正直我が家も普通のサラリーマン家庭ですし、何度も不景気のあおりを受け、教育費も予想外に増えてしまったので、老後資金がしっかりたまっているわけではありません。
ただ、夫は再雇用として働いていることもあり、60歳で無収入とはならなかったので本当に助かっています。
また、上記の記事にも書きましたが、夫が定年を迎えるまでに、一応「生活レベルを下げる」工夫はしてきました。
例えば、定番ですが
- 保険の見直し
- 住宅ローンの見直し
- 普通車2台から普通車1台と原付へ
- スマホは格安SIMへ
- 家中の断捨離
などを実行して、将来もらえるであろう夫婦2人分の年金内で生活できるレベルまで、毎月の家計支出金額を落としました。
(万が一、早くに一人暮らしになったら大変ですが…)
さらに、出費を抑えるもう一つの大きな出来事として、
子供が社会人になったら、1人暮らしするよう家庭教育をしていく
これ、かなり家計の出費が変わります。
高校生になったころから、大学生または社会人になったら、家から出て一人暮らしするよう、日頃から話をし、最終的には、社会人になった時に社宅にて一人暮らしを始めました。
水道光熱費の使用量は、明らかに減少しましたよ。
ただ、ここ数年の物価高で、せっかく減った出費分がパーになりましたが…(T_T)
これで、息子が実家暮らしとなっていたら、お金を実家に入れさせるとしても、もっと家計が悲惨なことになっていたはず。
将来的に家を継がせたい場合でも、一度は一人暮らしをさせて、自分のお給料で家計のやりくりをしたり、仕事と家事をしながら生活する体験をさせることは、子供の成長に大いにプラスになると思います。
始めはかなり心配もしましたが、色々な引越し手続きなどを自分でこなしつつ、会社の方にも助けてもらって生活していくうちに、とても逞しくなりました。
昔のことわざで
「可愛い子には旅をさせよ」
という言葉がありますが、まさにその通り!
また、老後の収入を少しでも増やそうと、
- 転職
- 副業(今のブログ運営です)
- 投資
- ふるさと納税
など、収入UP・節税・お金に働いてもらう仕組み作りにも取り組んできました。
趣味としての旅行はお金がかかるイメージですが、贅沢をしなければ、ある程度費用を抑えることが可能です。
幸いにも、夫婦そろって海外旅行には興味がないこともあり、今後も国内で「歩く旅行」を趣味として続けていければと思います。
老後の趣味の1つは運動を兼ねたものがオススメ!
若い頃は、老後は親の様に年金だけで優雅に生活できると思っていましたが、現実は全く異なりました。
失われた30年と言われますが、まさに我が家の結婚生活時代がどっぷりと当てはまり、一番ひどかったのがリーマンショックの影響。
さらにその後に何度も起こる自然災害や半導体工場の火災などによって起きた不景気の影響や、働き方改革で残業禁止となったことによる年収の激減を経験。
また、「投資はギャンブルだから、絶対に手を出してはいけない」と教育されたため、怖くて怖くて。
実際に投資を始めたのは40代後半になってからという遅さ。(^^;
色々あった我が家ですが、なんとかここまで辿り着きました(笑)
今後の課題は「とにかく健康第一!」です。
外国人の方の一言、
今健康になることのためにお金を使う
これは大切な考え方だと思います。
老後の趣味として読書や俳句・英会話などの知的なものも良いですが、健康寿命を延ばすことができる運動を兼ねたウォーキングや登山、旅行などの身体を動かす趣味も1つ取り入れることをオススメします♪
あなたは老後にどんな趣味を始めますか?
「ふるさと納税」忘れていませんか?