NHKの番組「みんなの更年期」を視聴して

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2022年4月16日、NHKにて「みんなの更年期」という番組が放送されました。
(地域によって異なるかもしれません)

私は、今朝になって「NHKプラス」アプリにて視聴。

いろいろと感じることがあったので、今まさに同じ症状に苦しんでいる私自身のことも含めて、記録として残します。

目次

知識不足・理解不足からくる差別に苦しむ

私が女性のお年頃にやってくる症状に悩み始めたのが、5年ほど前のちょうど40代後半になる頃からでした。

母親がその年齢の頃にいろいろな症状が出て病院巡りをしていましたが、なかなか改善されず、苦しんでいたのを覚えているので、「ついに自分にもこの時期が来た」と感じました。

番組の中では「めまい・頭痛・吐き気・イライラ・ホットフラッシュ」など、人によって様々な症状が出ると紹介されており、働き続けることの大変さなども紹介されていました。

自分の意志ではどうにもならないことが多々あるため、周囲の理解と助けが必須なのですが、現状の日本では、まだまだ理解されているとはいい難い状態です。

女性同士でも、症状が全く出ない人も多いため、

  • 疲れやすくなる
  • 理解力が低下する
  • ひどい関節痛に襲われる
  • めまいに襲われる
  • 急に汗をかく
  • 不整脈が出る
  • 喉が渇きやすくなる
  • イライラする

などの症状が出ている人がいても、

  • 「甘えているだけ」
  • 「気合が足りない」
  • 「我慢が足りない」
  • 「私はもっと大変な思いをしているけど、頑張っている」

などと言われ、職場内で苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。

過去に働いていた職場(私は当時40代)で、年上の50代後半の先輩女性が数人いらっしゃいましたが、症状が全く無いまま終わってしまったとのことで、私がついにお年頃の症状が出始めた話をしても全く理解していただくことができませんでした。

関節の痛みが酷い私にとってはコピー用紙(500枚1包)なども非常に重く感じて、痛くて持てない時があったのですが

「若いのに何を言っているの?」

と言われ、お年頃の症状に対する周囲の理解不足に苦しみました。

その後数年間勤めましたが、他にも症状がいろいろ出てきて、帰宅後の家事にも支障をきたすようになり、仕事のストレスもピークに達していたため、10年以上勤務した会社でしたが、別の会社へ転職しました。
(後述していますがその会社も今は退職しました)

一度症状が出てくると、これまで普通にできていたことが急に出来なくなるので

「自分はどうしてこんなことも出来ないんだろう」

と気分がかなり落ち込むことも。

私の場合は、めまいや理解力の低下(物忘れ)などの症状も出ていますが、関節の腫れや痛みが一番ひどく、仕事にも支障をきたしはじめ、ちょうど教育費の目処がついた時期でもあったので、一旦自分の体を休ませようと判断し、退職しました。

症状は周囲の助けで軽減も

私の場合、女性のお年頃に出てくる様々な症状に苦しみながらも、家計のためにまだしばらく働き続けなければならない状態ですが、精神的にも肉体的にもストレスがピークに達したため、一旦身体を休めようと思い退職。

同時に挑戦してみたいこともあったので、今は自宅にて試行錯誤を繰り返しながらも仕事をしていますが、夫の理解があったのもありがたかったです。(まだまだ収入とは言えませんが)

我が家は年齢差が約9歳なので、夫はついに来年が定年です。(私の年齢初公開!(笑))

貯金も十分とはいえない状況なので、本音を言えば、夫は私にあと5・6年はパートを続けてもらいたかったと思います。
(年金支給年齢になるので)

ただ、私の帰宅後の様子が、あまりに疲れ切っていて元気がなく(めまいなどで苦しんでいた)、実際に手指などが赤く腫れ上がり、度々物を落としたりするのを目にしていたので、退職したい旨を伝えたときも、反対することなく受け入れてくれました。

息子も、私の何気ない日常会話の相手をしてくれたり、重いものがあると、サッと持ってくれたりといろいろと助けられました。

番組内でも、職場の方が

「更年期症状に苦しむ女性を助けていくためにどうしていけばいいのか」

を真剣に考えている企業の紹介や、息子さん(21歳)が自分が高校生の頃に母親の異変に気が付き、いろいろと親に対して気遣いをしてくれる場面が映し出され、同じ様に症状が出ている私にとっては心に響くものがあり、涙が…。

イギリスでは

「国をあげて更年期の女性に対する支援が広がっている」

と紹介されていましたが、日本ではまだ最近になって取り上げられるようになったばかり。

番組内の医師の方も仰っていましたが、

「1日10分でもいいから話を聞いてあげる」

たったこれだけでも、本当に気持ちが救われます。

また、私の場合はTwitterで繋がることの出来たブロガーの先輩方などにも本当に助けられています。

この場で、お礼を申し上げます。

いつも本当にありがとうございます!
(*˘︶˘*).。.:*♡

私の具体的な症状

40代50代のお年頃の時期にみられる症状は多岐にわたるので、人によって様々です。

私の母は、鬱症状、頭痛、狭心症、ホットフラッシュ、関節痛、めまい、イライラなどに10年ほど苦しんでいました。

私に出ている主な症状は

  • 起床時に指が腫れていて赤みと痛みを伴い、曲げることができない(数日で痛みの場所が移動し、その繰り返し)
  • 肩の痛みがひどくなり、腕が上がらない時がある
  • 手首や指の関節に激痛が走り、料理中など包丁やフライパンを落としてしまう
  • 関節の痛みで眠れないときもある
  • 天地がひっくり返るようなめまいに襲われ、立ち上がれない
  • 理解力が低下し、忘れっぽくなった

などが強く出ていて、今の私にとって家事の中で一番つらいのは料理です。

理由は、手指や手首などの関節痛がひどく、包丁で野菜をカットすることやフライパンを持つことなどがとても辛いから。

少しでも負荷を減らすために料理をしなくて済むよう惣菜の購入が増えていくと、食費が必然的に増えていき、節約したい我が家の家計に直接響いてしまうため、結局は何かしらの料理を作らざるを得ない状況になります。

一時期料理に目覚めた夫でしたが、どこかへ消えてしまいました~(-_-;)

ただ、我が家の場合、私があまりに痛くて辛そうにしていると、夫が休みの日には、かけうどんやラーメンなどの簡単な料理にはなりますが、私の代わりに作ってくれるときもあるので、休みの日は多少救われています。

年齢から行くと、まだあと5年ほどは続くと思われますが、数年前から「エクエル」を毎日飲みはじめ、なんとかやり過ごしています(笑)

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症状が出始めてから購入した本

体に様々な症状が出てからは、他にどんな症状があるのか気になり、ネットでいろいろと検索して勉強してきましたが、一時的に記憶に残ってもすぐ忘れてしまったりして、また気になることが出てくると検索する作業の繰り返し。

「症状についてまとめたわかりやすい本があるといいなぁ」

「指の関節の痛みを自宅で軽減できる方法はないのかなぁ」

などが気になって探してみたところ見つけた本です。

私と同じ様に悩んでいるあなたにとって、少しでも参考になれば幸いです。

▼「いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】:高尾美穂著」
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こちらは、NHKのあさイチなどにも度々出演されている産婦人科医の高尾美穂先生が書かれた本です。

とてもわかり易く具体的なことが書かれていて、これから自分に起きるかもしれない様々な症状の知識や不調時の対応方法(体操・ヨガ)などを学ぶことが出来ます。

また、知識が1冊の本にまとめてあるので、振り返って確認がしやすい点が私には良かったです。

▼「手指の痛み・しびれ・はれ・変形自力でよくなる!名医が教える最新1分体操大全」
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こちらは、中高年に多い手指の痛みやしびれの原因をセルフチェックでき、それぞれに合わせた名医が教える1分体操なども書かれています。文字が大きいので、老眼の方にも読みやすくなっています。

体操も高齢者にもできる簡単な動きなので、指の痛みがある70代の実母も今以上に指が曲がったりしないようにと、母娘でこの本の体操をしています。

NHK番組「みんなの更年期」の視聴で少し気持ちが救われた

今回、「みんなの更年期」という番組を視聴してみて、改めて思ったことは、

「苦しんでいる人はたくさんいるけれど、周囲に理解してくれる人がいる人はまだまだ少ない」

ということです。

番組内では、この時期に退職を余儀なくされた40代と50代(男女合わせて)は推計57万人、年間の経済損失は約6,300億円にものぼるとのこと。

日本では、今後の人手不足が深刻になっています。

40代・50代は、ホルモンの減少時期であるとともに、教育費のピーク、仕事では重責を背負い、家庭では介護が始まる時期などの大きなストレスも重なる時期であるため、まわりの理解と助けが本当に必要不可欠になってきていると感じました。

もしまだご覧になっていない方は、「NHKプラス」アプリをダウンロードすると再放送を見ることが出来ます。
(NHKの契約情報などが、最初の登録時に必要となるので、少し面倒に感じてしまうかもしれませんが)

私と同じ様に、今まさにつらい症状が出ているあなた、あと数年、なんとか周囲の助けを借りながら、一緒に乗り越えていきましょうね♪

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