注文住宅の建築前後に決めることと我が家が後悔したこととは?

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注文住宅を建てる時は、建築前から建築後まで本当に色々なことを「一から選んで決断して」の繰り返しが続きますよね。

土地探しからハウスメーカー決め、間取りや外構などとにかく大忙しです。

実際に注文住宅を建ててみて、

建築前にもっと知識を付けておくべきだった

と感じたことがいくつかありました。

これから家を建てようと考えている方は楽しみな気持ちもありますが、わからないことだらけで不安な気持ちもありますよね。

家は本当に大きな買い物なので、できれば後悔したくないものです。

この記事では、我が家が「建築前から決めたこと」や「建築後に暮らしてみて後悔したこと」など、建築前後に行った実際の体験談(失敗談も)をご紹介していきます。

これから家を建てる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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目次

注文住宅を建築する前に決めたこと

売土地 (1)
(写真ACより)

家を建てるには、まずは土地探しが必要となります。

我が家の場合は、夫が農家の次男坊だったため家を建てるための土地が始めから決まっていました。

私は当時まだ20代前半で「世間知らず、家に関する知識なし」という状態。

今思えば、別に他の土地に家を建てても良かったわけで…。失敗したなぁ。

なぜ田舎の土地を選んで失敗したと思っているのかご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
※参考記事>>「田舎に家を建てると後悔する!?長年暮らして良かった点・悪かった点とは?」

注文住宅を建築するに当たり、建築前に決めたことを以下に箇条書きにします。

  • 夫の年回り確認
  • 土地探し(我が家は決まっていた)
  • 家の造り
  • 将来の家族構成予想
  • 資金計画
  • おおよその間取り
  • 建築会社探し

我が家は建築前に大きく分けて上記7つの項目を決めました。

以下、さらに詳しくご紹介していきます。

1.夫の年回り確認

「夫の年回り確認ってなに?」

と思った方も多いかもしれませんね。

なぜ私が家を建てる際に気にしたのかというと、身近で年回りを気にせず家を建て、トラブルになった家族を見てきたからです。

具体的に2件のトラブルをご紹介します。

1)主(あるじ)の年回りを考えず建てたら、私の父親が大怪我!

私は子供時代に両親が注文住宅で家を建てた経験があり、その時に母親が言ったことが忘れられず、記憶に残っていました。

それは、

お父さんの年回りが悪い時に家を建てたから、お父さん大怪我してしまった

という言葉。

若い方は運勢を見る「風水」であれば聞いたことがあるかもしれませんね。

私の両親の場合は、近所に運勢を見る「四柱推命」に詳しいお坊さんがいて、家を建てようか悩んでいた時期に

特に家を建てるなどの人生で大きな物事を決断する際にはその主(あるじ=家の主な名義人)の運勢が良い時に行動を起こすと良い

と聞いていたそうです。

ただ、両親は時期的にどうしてもその年に家を建てるしか選択肢がなかったらしく、土地も建築会社との契約も済ませたあと、すぐに父が大怪我。

母は慌てて近所の運勢を見てくださるお坊さんのところへ再度相談に行ったところ

今の時期に家を建てたのかね?ご主人まだ生きてるかね?

と言われたとのこと。

結局父親は半年近く入院になってしまい、家を建てている間ずっと入院していて、一度も建築中の新居を見に行くことができず、母親は大変な思いをしていたのを覚えています。

大怪我をし、退院後は普通に歩くことは困難と言われていたものの、父親は本当に大変なリハビリを毎日頑張って続けたので、徐々に通常の生活ができるようになり、今では元気に暮らしています。

2)隣家は上棟式のお日柄を気にせず建てたら、新居に住めなくなった!

私が自分が家を建てる際に、やっぱり年回りに気を付けようと改めて思ったきっかけが、実家の裏に注文住宅を建てた方の出来事です。

その方の場合は、年回りも悪かったそうですが、さらに

  • 上棟式をやってはいけないと言われている「仏滅」の日

に上棟式(※1参考)を行っていました。

「仏滅」の日に上棟式をすると、その家に住めなくなる。

と昔から言われているそうで、始めは「迷信」と思っていたのですが、隣家が新居に暮らしはじめてすぐに転勤がないはずの会社だったのに、海外へ転勤となってしまい、数年経っても帰国できず、隣家の方はその家で暮らすのはもう無理と判断。

結局その方のご両親が、借家として他人に貸すことを決め、20年以上経つ今でも他の方が暮らしています。

身近に主の年回りが良くない時期に建ててトラブルがあった事例を2件体験しているので、どうしても私は気になってしまい、夫の年回りが家を建てても大丈夫な年かどうかを確認してから家造りをスタートしました。

※1 上棟式とは?

上棟式は、縁起の良い日に木造建築で柱や梁を組み立てて、最後に屋根の一番高い場所に「棟木」という横木をとりつける(棟上げ)工事の日に行う儀式のことです。

我が家は、一日で一気に作り上げるため、職人さんが15人ほど来てくださり、お供え物の他に、昼食のお弁当とそれぞれの方にご祝儀をお渡ししました。

住宅メーカーの方がきちんと教えてくださるので、前もって相談しておくと安心ですよ。

2.土地探し

我が家の場合は先程もご紹介しましたが、夫が農家の次男坊だったため、結婚前から家を建てるための土地が決まっていました。

その田舎の土地に15年以上暮らしてわかったのですが、本当に土地選びはよく考えないと後悔するということ。

実際に今から土地探しをするなら以下の項目についてきちんと確認した上で納得の行く土地を探します。

  • 日当たりや風通しが良い場所かどうか
  • 土地に接している道路や近くの道路はどうなっているか
  • 気に入った土地の近くに家があるかどうか
  • 過去に大きな災害(特に水害)がなかったかどうか
  • 選んだ土地の近くに公共の交通機関があるかどうか
  • 義務教育の学校が近いかどうか/一緒に通学できる子供が周りにいるかどうか
  • 子供会の規模は大きいか小さいか
  • 日頃の買い物をする店舗や病院が比較的近いかどうか
  • 将来移住の可能性があるなら、その土地が資産として高く評価される場所かどうか
  • 近所に音や匂いの気になる工場や会社などがないか
  • 町内会加入時に高額請求がないか
  • 町内の行事(特に祭事)の規模や町内役員の役割について

12項目の詳細をすべて入れていたら、あまりに長い記事になってしまったので、別記事にして紹介しています。

土地選びに興味がある方は、「土地選び後悔!長年暮らしてわかった家を建てる場所の選び方」という記事もありますのでよければあわせてご覧ください。

3.家の構造

木造建築中
(写真ACより)

家の構造を何にしたいかによっても、住宅メーカーが変わってきます。

具体的に家の構造とは

  • 木造がいいのか
  • 鉄骨造りがいいのか
  • 鉄筋コンクリート造りがいいのか

など、家そのものの構造について。

一概に木造住宅と言っても、さらに種類があって大きく分けると

  • 木の柱を建てて作っていく昔ながらの木造軸組工法
  • 始めからある程度壁が出来上がっているツーバイフォー工法

があります。

我が家は木造住宅の中でも

  • 将来リフォームの可能性を残せる木造軸組工法
  • 魔法瓶のように家全体を包み込む高断熱の「外断熱工法」

を取り扱っている住宅メーカーがよかったので上記2つを基準にして探しました。

木造建築の「ツーバイフォー」の構造は、壁がパネル構造になっていて柱がなく、リフォームは難しいと言われています。

4.将来の家族構成予想

家族構成

家を建てる時点と家を建ててからの家族構成が変わることはよくありますよね。

ただし、各個人のプライベートを確保できる間取りが希望の場合は、将来何人子供が欲しいのか、同居の予定があるのかなどを考えておく必要があります。

あとからリフォームすればいいと思っていても、高額なお金が必要となるため、なかなか実践できないものです。

我が家は、「子供は多くても二人まで。同居の予定はなし」と決めていたので始めから2階は子供部屋2部屋、夫婦の寝室で合計3部屋にしました。

15年以上経った今では結局子供は一人だったので、子供部屋の1つは「雨の日の洗濯物干し場」として使っています。

5.資金計画

資金計画 (1)

家を建てるときの資金計画は、本当に大切です。

我が家は夫との年齢差があり、他のご家庭より定年が早くやってきます。

当時、60歳以降は給料が激減するという知識を持っていなかったため、今思えば我が家は資金計画が甘かった…。

共働きなので「繰り上げ返済していけば60歳前に完済可能」と見込み、

  • 毎月払いも少なめ
  • ボーナス払いは無し

にしたとはいえ、度重なる不景気に見舞われ、教育費が最後に大幅に増えて予定が大狂い…。

当時の夫の年齢を考えると、35年ローンを組んだのは失敗でした。
(知識がないというのは恐ろしいですね)

  • 住宅ローン返済が始まってすぐに繰り上げ返済
  • 金利上昇前に借り換え
  • 2度目の金利切り替り時期に金利下げ交渉

とできる対策はしたので、今は期間短縮されましたが、まだしばらく返済が残っている状態です。

特にメインとなる稼ぎ頭が遅くても50歳になる前にローンが完済できるように、住宅ローンを組むべきだと、つくづく実感しました。

理由としては、

教育費のかかる時期と並行して、老後資金を集中的に貯める期間を残しておくため

です。

ただ、現実には我が家の夫のように、今は晩婚化が進んでいるため、若い頃にお金をしっかりためている状態か、高給取りの方でないと、50歳までにローン完済は難しいかもしれませんね。

これから家を建てる方、借入期間は本当によく考えてから決め、高額な住宅ローンにならないよう気を付けてくださいね。

それから、借り入れ金融機関は複数確認して、自分にあった金融機関をえらんでください。

我が家の場合は、知り合いの建築業者さんが取引先の銀行までお世話をしてくださったので、住宅を建てる際の金融機関探しはしなかったのですが、住宅ローン借り換え時には色々な銀行へ話を聞きに行きました。

金融機関によっては、

  • 繰り上げ返済時の手数料無料
  • 契約時の手数料が安い
  • ネットで完結できる
  • 保険とセットになっている住宅ローンがある

など、色々異なる点がありました。

また、住宅ローン借り換え時にわかったことなのですが、田舎の市街化調整区域の地域だと、住宅ローン借り換えを取り扱ってくれない金融機関もありました。

我が家のように夫が定年間近になって後悔しないよう、資金計画は本当によく考えてから実行に移してくださいね。

※住宅購入後の維持費についてご紹介した「住宅購入後の維持費で購入前より増えた12の費用!家計圧迫で大後悔!」という記事もありますので、よければあわせてご覧ください。

6.おおよその間取り

間取り
(写真ACより)

家を建てる前の段階なので、まだはっきりとは間取りが決まっていない場合が多いとは思いますが、おおよそでいいので自分達の理想の間取りを話し合っておくと住宅メーカーを決める時にも役立つと思います。

例えば、

  • 平屋か2階建てか
  • 洋風か和風か
  • 部屋の数はどうするか
  • 家相を考えた間取りにするのかどうか
  • 階段の位置はリビング経由か廊下経由か
  • 出窓はどうするか
  • プライベート重視の個室希望かリビング吹き抜けの開放的な間取り希望か
  • LDKがいいのか
  • アイランドキッチンやカウンター式キッチンなどキッチンの希望はどうするか
  • 和室がいるのか
  • 収納(クローゼット)はどのくらい必要か
  • 庭や駐車場の位置はどこがいいのか
  • 外構も一緒にやるのか後からやるのか

など、詳細は、住宅メーカーが決まってから打ち合わせの中で決めることになりますが、ざっくり自分たちのイメージを持ってそれに近づけていけるのが注文住宅の良いところでもあるので、ぜひ楽しみながら考えてみてくださいね。

特に、階段の位置で家の雰囲気がガラリと変わるのと、冷暖房の効きも大きく異なってくるので、よく話し合って決めてくださいね。

※参考記事>>「廊下階段の間取りで良かった!リビング階段との居心地の違い4つとは?」

※参考記事>>「出窓のメリットとデメリット!リビングに設置して私が後悔している2点とは?」

また、今は住宅雑誌「HOUSING by suumo」や単行本の「後悔しない家づくりのすべて」など、色々な家づくりの本があるので、自分が読みやすい本を数冊購入するのもオススメです。

ちなみに我が家は両親が家相を見て家を建てたので、私も家相や風水などの本を購入してあれこれ迷いつつもなんとなくのイメージを作りました。

7.建築会社探し

不動産屋

建築会社探しは、家の出来上がり満足度に大きな影響があるのでとても重要になります。

また、担当者が本当に親身になってくれるかも重要ポイントです。

実際に住宅メーカーを探して気がついたのですが、メーカーによって

取り扱っている建物の構造が異なる(木造か鉄筋かなど)

標準仕様内で内装やシステムキッチンを選ぶ場合、住宅メーカーによって取り扱う家電メーカーなどが異なる(標準仕様内なら追加料金が不要でした)

同じ木造建築会社でも断熱工事の仕方が異なる会社もある(内断熱工法・外断熱工法など)

現場見学会を開いているかどうか

など違いがありました。

家を建てようと考えた時に、真っ先に思い浮かぶのはCMにも出てくるモデルルームが沢山あるハウジングセンターなどですよね。

モデルルームがあり、一度に多くの住宅メーカーの建物を見ることができるので便利!と思うかもしれませんが、経験者から一言。

  • モデルルームはオプションが多すぎて、現実離れしている!

ということ。

どういう意味かと言うと、見学に行くとわかりますが

  • 本当にあちらこちらに装飾が施され
  • ライトの数も多く
  • 置いてある家具や家電も豪華
  • 家自体もかなり大きな作り

になっています。

そのままの家ができあがると思って契約してしまうと、いざ完成した時にモデルルームとのあまりの違いにガッカリすることに。

金銭面でかなり余裕のあるご家庭はいいかもしれませんが、家を建てるということは、他にも

  • 引越し費用
  • 新しい家具家電購入費用
  • 保険加入費用
  • 町内会加入費用など

様々な出費があるので、くれぐれも家だけに高額な費用を使わないように気を付けてくださいね。

一番現実と近い家の造りが見れる場所として、住宅メーカーが今現在建築中や完成見学会をしている現場に見学に行くことがオススメです。

私もかなり沢山の現場を見に行きました。

間取りを考える際の参考にもなり、特に廊下にクローゼット兼収納場所を作るという発想は、現場見学会で見つけて、我が家にも取り入れました。

※参考記事>>「廊下にクローゼット兼収納棚!1階に設置してリビングの散らかりも防止!」

最終的には、偶然にも親の知り合いに住宅メーカーの役員の方がみえ、ちょうど希望の木造建築の取り扱いをしていらっしゃったのでそちらの住宅メーカーでお願いしました。

ここまでで、面倒だから建売住宅にしようと思われたかもしれませんね。

確かに考えること、決めなければならないことは、まだ山のようにありますが大変さも含めて希望の家が出来上がるまでの工程は楽しかったので、家族で力を合わせて頑張ってくださいね!

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注文住宅の建築決定後から建築中に決めたこと

住宅契約
(写真ACより)

住宅メーカーを決めた後は、手続きや打ち合わせの嵐です。(笑)

特に我が家の場合は、畑だったところへ次男の家を建てることになったので「農地転用手続き」が必要となりました。

また、土地が広すぎたため「分筆作業」も必要になり、これは素人ではとてもできないため、専門の方にお任せすることに。

ただ、我が家の場合は運良く手続き書類を作成できる知り合いがいたので、本当に助かりました。

もし我が家と同じように、「農地転用」と「分筆」の手続きが必要な場合は、業者にお願いすると

安くても40万~50万円、高いと100万円以上はかかります

と言われたので、その費用も前もって確認が必要です。

1.我が家が建築が決まってから建設開始までに決めたこと

いざ住宅メーカーが決まると、いよいよ役所へ建築確認申請手続きを行うための準備として間取りや公庫の申し込み等、手続きが始まります。

我が家の主な流れは、以下の通りでした。

  • 住宅メーカーにできるだけ「家相が良い間取り」を書いてもらう
  • 浄化槽の手続きを行う
  • 公庫の申し込みを行う
  • 建築確認申請手続きを行う
  • 地鎮祭の準備(※2参照)

ここまでが、注文住宅手続き関係で決めたことです。

サラリと箇条書きにしていますが、想像以上に忙しくなりますので、覚悟して臨んでくださいね!

※2 地鎮祭とは?

地鎮祭は、縁起の良い日を選んで家の建築工事を始める前に土地を守る神様に許しを請い、工事中の安全祈願を行う儀式のことです。

家を建てる土地の四隅に青竹を立てて、しめ縄で囲み、中に祭場を作ります。

我が家は住宅メーカーの方と相談して、神主さんを招いていただき、地鎮祭を執り行いました。

完全に晴れが続いている状態なら良いのですが、土地が雨でぬかるんでいる場合もあるため、当日前日の天気も確認し、長靴を持っていくと安心です。
(我が家は前日に雨が降り、かなりドロドロの状態でした)

住宅メーカーが決まった後に早速とりかかることになる「間取り決め」はかなり悩みます。

我が家の場合は老後を考え、始めからバリアフリー対応の間取りにすることは決定していましたので、廊下は広めにとり部屋と廊下の段差がないようにお願いしました。

また、両親が家相を見ながら家を建てた影響もあり、家相の良い間取りが良かったので、方位を考えつつ

  • 玄関の位置
  • 水回りの位置
  • 寝室の位置
  • 子供の部屋の位置

などいろいろ調べ、建築会社の方も家相のことをよくご存知だったので、相談しながら決めていきました。

収納家具を買わなくてもいいように、クローゼットは多めに作ってもらったので、家具は最低限のもののみの購入ですみ、助かりました。

家事室は可能であれば小さくてもいいのでキッチンの近くにあると主婦にとっての自分の城ができて快適ですよ。

※参考記事>>「家事室かパントリーか?間取りを家事動線だけで決めると後悔する?!」

2.工事開始と同時に外壁や内装などの住宅設備で決めたこと

外壁 (1)
(写真ACより)

工事開始と同時に、内装などの住宅設備についての打ち合わせが始まりました。

これは住宅メーカーによって内容は変わりますが、あくまでも我が家の場合です。

打ち合わせで「色や素材など」を決めていくので、私の場合は当時流行っていた「風水の本」を買って、各部屋の「ベース色」家具の「配置予定場所」を決め、「壁紙の色」「コンセントの位置」なども決めていきました。

家相や風水などを気にしない方には不要な情報ですが、私のように家相や風水に興味のある方は一冊本を購入されると参考になりますよ。

※家相・風水の本 一例
⇒「どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全
⇒「日本人なら知っておきたい正しい家相の本
Amazonでその他の家相本を見てみる

実際に決めていったことは

  • 外壁材
  • 窓・窓枠・雨戸
  • 雨樋
  • 外部水栓位置
  • 外構関係(我が家は数年後に別会社にて施工)
  • ベランダ防水
  • 玄関ドア
  • 玄関ポーチと玄関内のタイル
  • インターホン
  • 標準仕様に含まれる電気
  • 巾木(床と壁の間の継ぎ目に設置する建築資材)
  • 上がり框
  • 階段手すり
  • 給湯機器
  • 床暖房
  • 浴室設備
  • キッチン設備
  • キッチンの高さと奥行き
  • 床材
  • 壁紙(サンゲツに見学に行って決めました)
  • 部屋の扉
  • トイレ設備
  • 下駄箱
  • クローゼット内の棚位置
  • 畳の縁
  • コンセントの位置と数
  • ガスファンヒーターの栓
  • エアコン用コンセント位置
  • 各照明スイッチの場所
  • テレビ用配線位置
  • パソコン・電話用配線位置
  • 照明器具の位置

これだけのことを決めていきました。

標準仕様のものはそのままカラーのみ選択するだけなので楽でした。

しかし、コンセントやガスファンヒーター用の栓、スイッチ、テレビやパソコン等の配線位置などは、どのような家具や家電をどの位置に置くかが決まっていないと後々

コンセントが隠れてしまった!

と後悔することになりますので、ある程度家具や家電の位置も決めておく必要がありました。

本当に短期間に決断しなければならないので注文住宅を建てる場合は、気合と根性で乗り切りましょう!(笑)

※参考記事>>「キッチン高さ90は後悔する?私が85cmにした理由&注意した4つの選び方!」

※参考記事>>「コンセントの位置 注文住宅で「付けてよかった・足りなかった」場所とは?」

住宅メーカーによっては、標準仕様で

  • 照明器具
  • エアコン

などが付いている会社もありましたので、そちらも選ぶ必要が出てくる場合もあります。
(我が家は電気屋さんで購入し、取付までお願いしました)

また、我が家は外構は数年後に別会社にお願いしましたが、もし一緒に外構の施工をされるのであれば、

  • フェンス
  • 門扉
  • 表札
  • ポスト
  • 玄関までのアプローチ部分
  • 外灯・門灯
  • 庭木
  • 駐車場・駐輪場
  • 外部水栓位置
  • 階段手すり
  • ブロック種類

なども家と並行して決めていかなければならないので、本当に頭をフル回転して家族で楽しみながら頑張って乗り切ってくださいね!(^^)

もう一息です!!

部屋が出来上がってから引越しまでに決めたこと

エアコン カーテン
(写真ACより)

家の壁紙やコンセントなどの設置が終わり、内装も終盤に差し掛かった頃に、今度は新居用に

  • 家具
  • 照明器具
  • エアコン
  • カーテン

などを購入し、引越し当日に配達してもらう手配が必要となってきます。

購入時の注意点としては、

  • 家具やカーテンなどは実際に建築中の家に行き、寸法を測ってから購入する
  • コンセントが家具で隠れないよう大型家具の設置場所を決める
    (テレビ台後ろは、隠れたほうが見栄えが綺麗になりました)
  • エアコンはカーテンレールを付けてから設置場所の確認をする

の3点ですね。

特に、エアコンの設置場所は、カーテンレールが思ったより上の位置、または横に出ていて

「エアコンが設置できない!」

ということになりかねませんので。

注文住宅建築後に暮らしはじめて後悔したこと

コンセント
(写真ACより)

新居に暮らしはじめてしばらくすると、生活リズムが決まってくるのですが、その時に色々と

「違和感やなんか使いにくい」

と思う部分が出てくるようになりました。それは

  • 玄関にもコンセントを付ければよかった
  • パソコンやテレビ、携帯電話や固定電話の置き場所にはもっとコンセントを増やすべきだった
  • 照明スイッチの場所が少し離れている箇所があり、使いにくい

ほぼコンセントの不満!(笑)

かなり考えに考えて決めたにもかかわらず、暮らしてみないとわからない事がやはり出てきますね。

※参考記事>>「コンセントの位置 注文住宅で「付けてよかった・足りなかった」場所とは?」

もう一つ、家の不満ではないのですが、住んでいる土地について。

田舎すぎました。(泣)

始めにもお伝えした通り、我が家は夫が農家の次男坊だったため、結婚前から家を建てる場所が決まっていました。

自然豊かなことは子育て中の子供には良かったのですが、私はどちらかと言うと街なかで生活していたので公共交通機関が近くになく、買い物する場所も遠くにある今の土地はとても不便に感じています。

今思えば、別に他の土地に家を建てたり、マンションにしても良かったわけで…。

車の運転ができる今はいいのですが、もうすぐ夫は60歳になり、収入が減少するのがわかっています。

また、最近では、ご近所の高齢化が急速に進み、女性の「おひとりさま」が増加。

できれば「車がなくても不自由のない生活ができる程度の土地を選べばよかった。」とかなり後悔しています。

住宅注文を建てる前の計画段階が一番大切!

建築前の計画
(写真ACより)

満足な家を建てるためには、将来も楽しい状況が維持できるようでないと意味がありませんよね。

どういうことかというと、どんなに家が立派でも、

  • 住宅ローン返済に必死で夫婦で共働きをずっと続けないと返済ができなかったり
  • 夫だけの給料で返済可能としても、休日返上で仕事し、結局は家族団らんの日がなかった

という状態になっては、何のために家を建てたのかわからなくなります。

家の契約時になると、少し何かを変更するだけで何十万・何百万と変わったりするのですが、家の価格が何千万円の単位なので金銭感覚がおかしくなり

住宅ローンで返せばいいから毎月の金額はたいして上がらないし大丈夫。

となって何十万円を平気で追加したりします。

後から冷静になって考えると、ありえませんよね。

今、目の前の家に関する費用だけでなく、

  • 将来のライフプラン
  • 子供の人数
  • 大学までの費用
  • 車の購入費用
  • 大型家電の購入
  • 老後資金など

家以外にも必要なお金は想像以上に沢山あります。

家を建てる前の資金計画は、本当に重要ポイントとなりますので、

  • 本当に注文住宅購入が必要なのか
  • マンションでもいいのか

などしっかりご家族で話し合い、決めてくださいね。

また、もう1つ大切なことですが、自分達の理想の家ができるかどうかは、

「住宅メーカーとその担当者が自分達に真剣に向き合って本気で一緒に考えてくれるかという部分がとても大きいと感じました。

我が家の場合は、本当に運良く知り合いの建築業者さんがあったのが大きかったですね。

わからない点はすぐに返答をしてくださったり、色々なアドバイスを頂けたので本当に助かりました。

これから注文住宅を建てるあなたへ。

この記事が少しでもあなたの家造りの参考になれば幸いです。

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